Scribner Associates(スクリブナーアソシエイツ / USA)

膜導電率測定セル BTシリーズ

米国Bekktech社が開発した燃料電池用の電解質膜の導電率(イオン伝導率)を測定するための電極付アタッチメントです。 
エレクトロケム社製、スクリブナー社製、Fuel Cell Technologies社製の燃料電池セルに挟み込み、発電時と同じ条件のガスを導入した状態で、平行4電極式のin-plane方向 の導電率測定が可能です。

株式会社東陽テクニカ 理化学計測部
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Mail:keisoku[at]toyo.co.jp

特長

BT-115

本製品は電解質膜の面方向(in-plane)での導電性(イオン伝導性)を平行4電極式で測定するための測定アタッチメントです。
実際には膜厚み方向(through-plane)のイオン伝導を利用する燃料電池用の電解質膜の評価としては、イオン伝導性に異方性がないサンプルの評価に適しています。
本製品を用いて測定をする場合、交流インピーダンス法より 直流法を推奨しています。

  • ElectroChem社製/Scribner社製/Fuel Cell Technologies社製の5~25cm2セル用測定アタッチメント
  • 平行4電極式の面方向(in-plane)の測定
  • 発電時と同じ燃料ガス導入状態で測定可能
  • サンプルサイズ:25 mm×3 mm
  • 使用可能温度:~120℃

エレクトロケム社製セル組み付け時 
(販売時に形状が写真と異なる可能性があります)

ラインアップ

  • BT-115型  ElectroChem社製5、25cm2 単セル組込み用(※2)
  • BT-112型  Scribner社製/Fuel Cell Technologies社製単セル組込み用
  • BT-110型  平行4電極付きクランプ (セル組込み用のフレームなし)

 ※1:これらの製品に単セルハードウェアおよび計測器は含まれません。
 ※2:ElectroChem社製単セルは現在新規販売は行っておりません。