INITIAL ENERGY SCIENCE&TECHNOLOGY Co. Ltd.(IEST/ 中国)

コインセル自動作製システム CAASシリーズ

事前にパレットに電極やセパレータを配置し電解液をタンクに入れることで、自動でセルの組み立てからカシメまでを行う装置です。4 軸の ロボットアームや位置決め用カメラにより、高い再現性で積層することができます。電極用に設計された吸着部とカメラにより、カシメの際の 荷重の重心を制御、電極がカールしやすい材料でも均一なセルを作製できます。

株式会社東陽テクニカ 脱炭素・エネルギー計測部
phone03-3245-1103
Mail:keisoku@toyo.co.jp

特長

  • 最大200サンプルまで自動作製
  • 1セルにつき所要時間1分
  • 位置決め精度±0.2mmで高精度なセルを作製
  • カメラにより測定結果を保存し異常セルを検出
  • グローブボックス内、ドライルーム内いずれも設置可能

高精度なコインセル作製の意義

コインセルは少量の材料で作製可能なことから試作に適しています。一方 でセル作製はグローブボックス内での作業が必要であること、電極のわず かな配置により電気化学的な特性が変わることから、熟練した技術が必要 です。電池のサイクル特性が高性能化する現在においてはセル性能のわず かな差を評価する必要があり、高精度なセル作製が必要とされています。

コインセルの構造

用途例

▼Si系負極開発
Si 系負極は他材料に比べて比較的電極がカールしやすいため正確に電極 の位置を合わせカシメるためには高度な技術が必要です。

▼大型ラミネートセルの局所性解析
大型セルの局所的な劣化を解析するためには、充放電後のラミネートセル を解体し、電極を打ち抜いたうえでコインセルにして解析する場合があり ます。しかし充放電後の電極はカールしやすく、正確な容量の測定が難し い場合があります。

▼多サンプル測定
近年マテリアルインフォマティクス技術の向上などによりわずかに組成の 異なる材料を用い多数のサンプルを作製、測定する場合があります。

主な構成品

構成品

■ロボットアーム
1分1セル作製可能

■位置決めカメラ
位置決め確度± 0.2mm

■電解液注入モジュール
3 種類の電解液を任意に注液
自動共洗い機能あり

■材料トレー
トレー1 つで40 セル分の材料が設置可能
最大200 セル分の材料まで設置可能

■ソフトウェア
カシメ前後の画像保存と後からチェックが可能

ラインアップ

卓上コインセル自動作製システム MXKDシリーズ

最大10 セルまでのセルを自動で組立可能な装置です。 ハーフセルにおいてもサイクル特性の再現性が得られるほど高いセル作製の再現性があります。ラミネートセルや円筒セルのような作製コスト の高いセルを使用せずとも、サイクル特性を評価でき、開発工数を各段に低減できます。

  • 最大10 サンプルまで自動作製
  • 1 セルにつき所要時間2 分
  • 最大24 種類の電解液を設定
  • グローブボックスの工事不要で簡便に設置