低温測定
温度センサーに関するFAQ
QSDパッケージの温度センサーを液体窒素に浸して使用することはできますか?
SDパッケージはLakeShore社のセンサパッケージの中で最も頑丈に密閉されているため、液体窒素のような液体冷媒に浸けることができます。
QSDパッケージ温度センサーの電気的絶縁について教えてください
SDパッケージの底面はサファイヤ基板によって絶縁されています。これにより温度をセンサーに伝えつつ、電気的に絶縁する構造となっております。
Q325Kまで校正されたCernox温度センサーSDパッケージを使用しています。校正温度を超える温度での使用は可能ですか?
QCernoxセンサーを自分で比較校正して温度カーブを測定器に入力しましたが、入力の設定時、温度カーブの選択に表示されません。
各センサーのタイプごとに温度カーブの入力形式が異なりますのでご注意ください。Cernoxセンサーの場合は、温度カーブの形式は「LogΩ vs. K」です。「Ω vs. K」の形式で入力した場合、選択項目に表示されません。
Qダイオード温度センサーの確認手順について教えてください
マルチメータが最大10MΩの抵抗を測定できる機器であることを確認してから次の手順を行ってください。
1.ダイオードの確認①
マルチメータのプラス入力にI+またはV+を接続し、マイナス入力にV-またはI-を接続して抵抗を測定します。この抵抗値が室温で約5MΩをであることを確認します。
2.ダイオードの確認②
マルチメータのマイナス入力にI+またはV+を接続し、プラス入力にV-またはI-を接続して抵抗を測定します。この抵抗値が「オープン」(抵抗値∞)であることを確認します。
3.センサーリード線の確認:IリードとVリード間の抵抗測定の測定
I+リードとV+リード間の抵抗、V-リードとI-リード間の抵抗を測定し、ワイヤー全体の抵抗を測定します。
4.センサーリード線の確認:絶縁
マルチメーターの一方の入力にI+またはV+を接続し、もう一方の入力にグランドを接続して抵抗を測定します。その抵抗値が「オープン」(抵抗値∞)となるか確認します。さらにマルチメータの一方の入力にI-またはV-を接続して同様の確認を行います。
Q抵抗温度センサーの確認手順について教えてください
1. センサー部分の確認
マルチメーターのプラス入力にI+またはV+、マイナス入力にV-またはI-を接続し抵抗を測定します。この抵抗値がテスト環境温度で予測されるセンサーの抵抗値であるか確認します。
2.センサーリード線の確認:IリードとVリード間の抵抗測定
I+リードとV+リード間の抵抗、V-リードとI-リード間の抵抗を測定し、ワイヤー全体の抵抗を測定します。
3.センサーリード線の確認:絶縁
マルチメーターの一方の入力にI+またはV+に接続し、もう一方にグランドに接続し抵抗を測定します。その抵抗値が「オープン」(抵抗値∞)となるか確認します。さらにマルチメータの一方の入力にI-またはV-を接続して同様の確認を行います。
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Q校正済温度センサを購入しました。カーブデータは、どこで入手できますか?
QSoftCALとは何ですか?白金抵抗温度センサだけ対応ですか?
シリコンダイオードセンサや酸化ルテニウム抵抗センサは対応しますか?
SoftCALは液体窒素温度(77K)、室温付近(305K)、高温(480K)の3点または液体窒素温度(77K)、室温付近(305K)の2点のみの校正のことで、校正なしのセンサーより正確かつFull CAL(校正済)センサーより安価です。
SoftCalは白金センサにのみ対応しております。
SoftCALはカーブハンドラーから装置へのインストールができないので、お客様自身で装置に手打ちで入れていただく必要があります。