磁気測定
ガウスメータに関するFAQ
Qガウスメータとは?
Qガウスメータってどんな装置ですか?
Qホールプローブとは?
Qプローブってどんな形状なの?
FAQ ID:2-4
プローブには大きく分けて、トランスバース(平板)型とアキシャル(円筒)型があります。計測する対象物の形状に応じてどちらかを選択します。
トランスバース型 | アキシャル型 |
---|---|
長方形の形をしたトランスバースプローブは、軸の幅に対して垂直方向の磁場を測定します。 | 円筒型のアキシャルプローブは、プローブ端面に垂直方向の磁場を測定します。 |
トランスバース型プローブの用途例 |
アキシャル型プローブの用途例 |
厚さ0.508mm~3.18mm きわめて狭いギャップの測定に最適 |
直径1.52mm~6.35mm 小さなソレノイド等の磁束測定に最適 |
Qホールセンサとは?
Qガウスメータの校正は?
FAQ ID:2-6
弊社では、「産業技術総合研究所(国家標準)」→→「日本電気計器検定所(公的標準供給期間)」→→「東陽テクニカ標準器」のトレーサビリティ体系を確立しています。
Qガウスメータの修理は?
Qホールプローブの修理は?
FAQ ID:2-8
Q【故障診断】不具合発生は410型ガウスメータの本体かプローブか、切り分け方法はありますか?
まず、以下の方法でまずプローブが不良かどうか確認をお願いいたします。
[プローブ不良切り分け確認方法] [410型プローブ(MSA-410,MST-410)]
延長ケーブルを接続している場合、延長ケーブルを外して症状が現れるかどうかご確認下さい。症状が現れない場合、延長ケーブルが不良です。
【症状が現れている場合】
プローブのピンアサイン(右図)を参照いただき、テスターやデジタルマルチメータを使用し下記抵抗値内かどうか測定をお願い致します。この抵抗値を外れていた場合、プローブが不良と判定されます。
1-2 間: 500Ω~1350Ωまたは 600Ω~2000Ω
3-4 間 :450Ω~900Ω
1:V input +
2.V input –
3:I Hall +
4:I Hall -
※プローブ不良が確認された場合、プローブはホール素子がプローブ先端部にモールドされているため、修理を行うことができません。申し訳ございませんが、新規購入をご検討ください。
※本体が不良の場合は、弊社技術部へご連絡をお願いいたします。
●プローブの新規見積書をご希望される場合●
型番(トランスバースタイプならMST-410,アキシャルタイプならMSA-410)と必要本数を下記の窓口までお知らせ下さい。
株式会社東陽テクニカ 理化学計測部
TEL:03-3245-1103 Email: keisoku@toyo.co.jp
●本体が不良で修理を希望される場合●
技術部へお問い合わせをお願いいたします。
株式会社東陽テクニカ 理化学技術部
TEL:03-3245-1238 Email: magne@toyo.co.jp
Q校正サービスとはどのようなものですか?
校正とは、お客様がご使用している測定器が仕様に入っているか検査を行う事です。
当社はISO9000を取得しております。
ガウスメータの校正につきましては、電磁石、標準マグネット、ヘルムホルツコイルを使用して校正を行っております。校正内容の詳細につきましては、Model,プローブ型式をご確認の上、別途お問い合わせください。
★お問い合わせ先★
株式会社東陽テクニカ 検査校正部
TEL:03-6808-0178(平日9:30~17:30)
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Qプローブを折ってしまいました。修理できますか?保証はありますか?
尚、プローブにつきましては、納入後の保証はございません。