FAQ

【磁気測定】磁気測定方法に関するFAQ

Q どうやって測定するのですか?

A

この磁束密度には、我々の生活環境においてあらゆる場面で遭遇しますが、目に見えないため、その存在に気付くことがありません。ガウスメータのホールプローブを測定対象物に近づけて磁束密度を計測します。

Q 測定で注意する点は?

A

ホールセンサと測定対象物との「角度」「大きさ」「距離」に注意して下さい。

角度
ホール素子と測定対象物の角度が重要です。例えば、θが5°の時、約0.4%の誤差が発生します。

大きさ
ホール素子(アクティブエリア)の大きさと測定対象物の大きさの関係に注意して下さい。
精度の良い測定の為には測定対象物はアクティブエリアの大きさの3倍以上必要です。

距離
ホール素子(アクティブエリア)と測定対象物のまでの距離変動が測定の再現性を悪くします。
手で持って測定すると手ぶれにより良い測定ができません。プローブスタンド等で固定して測定しましょう。プローブによっては、ホール素子と測定対象物までの距離が異なります。

Q 測定プローブの取り扱いで注意する点は?

A

1.曲げてはいけません

  • ・ギャップ内へ挿入するときまたは引抜く時、注意が必要です。
  • ・プローブがギャップより小さいことを確かめます。
  • ・少しでも曲げると、破損する恐れがあります。

2.押し付けてはいけません

  • ・センサの周辺を押し付けたり、折り曲げてはいけません。
  • ・ほとんどのトランスバースプローブは外圧により壊れやすい構造です。

3.擦ってはいけません

  • ・表面に先端が接触しないような治具を作成し使用することが望ましいです。
  • ・磨耗し続けると、どんなプローブでも壊れてしまいます。
  • ・表面被覆の特殊プローブもご用意しております。

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