FAQ

HYPACKに関する質問

5.一般事項(HYPACK® Max General)

ID.Q5-4

Q. 後処理(ポストプロセス)のガイド(Post-Processing Guides)

A.


HypackMAXにはいくつかのデータ選択プログラム と最終成果作成プログラムがあるため、どのプログラムを使用すればよいかまようことがあるかも知れません。次のフローチャートは、シングルビームデータの処理手順を示します。

まず、全てのシングルビームデータに、音速度補正を適用するためにSOUND VELOCITYプログラムを実行する必要があります。それから、SINGLE BEAM EDITORで潮位補正を適用し、そして、悪いデータを削除します。出力されるファイルは編集済みのALLフォーマットファイルとなります。

その後の処理はいくつかの手順を選択することになります。

Sounding Selectionプログラム( SORT、MAPPER、CROSS SORT )は、結果の正確度に影響を及ぼすことなく最終成果作成の計算を加速するプログラムです。各々の概観は、この章に後半で理解できるでしょう。使用するプロ グラムの選択はどの方法を好むか、最終成果作成の際にどのフォーマットのファイルを必要としているかで決まります。

HYPLOT、TIN MODEL、及び、EXPORTは、XYZフォーマットかAllフォーマットのいずれかのファイルを使用します。従って、データを削減する場合、Sounding Selectionプログラムのうちのどれでも利用可能となります。

シングルビームRawデータのFinal Product(Hyplot、Tin Model、Export)までの流れ

 CROSS SECTIONS AND VOLUMESプログラムは、Allフォーマットファイルにおいてのみ添付されるチャネルテンプレート情報を必要とします。CROSS SORTプログラムは、出力フォーマットにおいてこの情報を保持する唯一の測深データ削減プログラムです。従って、CROSS SECTIONS AND VOLUMESを使用する前にデータの削減を行う場合はCROSS SORTのみが使用可能となります。 

マルチビーム後処理ガイド

次のフローチャートは、マルチビームデータ処理の概要を示します。

マルチ‐ビーム、多素子測深器データの全ては、まず、Multibeam Editor またはMB-MAXを使用して潮位補正を適用し、悪いデータを削除しなければなりません。その結果生じる出力データ形式は、XYZフォーマットファイルとなります。その後の処理にいくつかの選択肢があります。

Sounding Selectionプログラム( MAPPER、及び、SOUNDING REDUCTION )は、結果の正確度に影響を及ぼさずにあなたの最終成果物の計算を加速するデータ削減プログラムです。各々の概観は、この章に後半で理解できるでしょう。 使用するプログラムの選択はどの方法を好むか、最終成果作成の際にどのフォーマットのファイルを必要としているかで決まります。

マルチビームRawデータのFinal Product(Hyplot、Tin Model、Export)までの流れ

HYPLOT、TIN MODEL、及び、EXPORTは、XYZフォーマットかAllフォーマットのいずれかのファイルを使用します。従って、データを削減する場合、Sounding Selectionプログラムのうちのどれでも利用可能となります。

マルチビームRawデータのCross Sections and Volumesプログラムまでの流れ

CROSS SECTIONS AND VOLUMESは、その計算をするのにチャネルテンプレート情報を必要とします。XYZファイルはテンプレート情報を含まないので、Tin Modelプログラムに断面情報としての計画測線ファイルと共に読み込むことによって、ALLフォーマットに変換しなければなりません。

<< 5.一般事項(HYPACK® Max General)に関するFAQ一覧へ戻る