メーカーニュース

「Helix QAC 2022.2(QAC 10.3.0 / QAC++ 5.3.0)」リリースのお知らせ

Perforce Software, Inc.

2022年9月9日に「Helix QAC 2022.2(QAC 10.3.0 / QAC++ 5.3.0)」、コンプライアンスモジュールの Windows 版/RedHat Enterprise Linux 版および Helix QAC Dashboard(旧QA・Verify)の下記バージョンをリリースしました。

  • Helix QAC 2022.2(QAC 10.3.0 / QAC++ 5.3.0)
  • MISRA C:2004 コンプライアンスモジュール(M2CM)4.2.0
  • MISRA C:2012 コンプライアンスモジュール(M3CM)3.3.0
  • CERT C コンプライアンスモジュール(CERTCCM)2.3.0
  • CWE(C言語)コンプライアンスモジュール(CWECCM)2.3.0
  • MISRA C++ コンプライアンスモジュール(MCPP)2.3.0
  • CERT C++ コンプライアンスモジュール(CERTCPPCM)2.3.0
  • CWE(C++言語)コンプライアンスモジュール(CWECPPCM)2.3.0
  • AUTOSAR コンプライアンスモジュール(ASCM)3.3.0
  • Helix QAC Dashboard 2022.2

2022年9月1日時点で保守契約が有効なお客様には、製品ダウンロードページの URL とアクセス用 ID ならびにパスワードを個別にメールでお知らせします。

保守契約が終了しているお客様も2週間の評価版をお試しいただけますので、この機会にぜひ保守契約の再開をご検討ください。

主な改善点

本バージョンにおける主な改善点は以下のとおりです。

解析機能のさらなる改良

データフロー解析を含む QAC/QAC++ の解析機能の改良を行いました。 これにより MISRA C/C++, CERT C/C++などのコンプライアンスモジュールのチェックの精度が向上しました。

-thirdparty オプションの追加

自社製コードに対する解析結果に影響を与えず、サードパーティ製コードに対する警告メッセージだけを出力しないようにすることができるようになりました。

詳細は、TOYO DEVELOPER PORTALから [Helix QAC] ページの FAQ に入り、[設定] > [-thirdparty オプション] をご覧ください。

C++20 のサポート

次の機能へのサポートを追加しました。

  • consteval
  • constinit
  • explicit(bool)
  • Three-way comparison operator <=>
  • using enum
  • TryCatch blocks in constexpr functions
詳細は、TOYO DEVELOPER PORTAL から [Helix QAC] ページの FAQ に入り、[解析] > [新しい言語規格とコンパイラの拡張機能への対応] をご覧ください。

その他詳細は、製品のリリースノートをご覧ください。

最新版のご利用にあたって

本日リリースの最新版をお使いいただくには、ライセンスの更新が必要です。

お手数をお掛けいたしますが、下記URLからライセンス申請書をダウンロードし、必要事項を記入の上、申請書内の送付先までお送りください。保守契約に基づきライセンスを更新いたします。

https://www.toyo.co.jp/files/user/img/product/ss/files/reprise_license_req.docx

ただし、最近ライセンスを更新されたお客様には既に、最新版が利用可能なものが発行されている場合がございます。

現在お持ちのライセンスで最新版が利用可能かは、TOYO DEVELOPER PORTALから [Helix QAC] ページの FAQ に入り、[ライセンス関連] > [現在所有のライセンスでどのバージョンの QAC/QAC++ を使用できるか] でご確認ください。

評価版のお申し込み方法

本バージョンをお試しいただける、2週間の評価版を用意しています。ご希望のお客様は、以下のURLよりお申し込みください。

QAC評価版:

https://www.toyo.co.jp/ss/contacts/detail/qacevalrequest.html

QAC++評価版:

https://www.toyo.co.jp/ss/contacts/detail/qacppevalrequest.html

東陽ユーティリティについて

「Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0 / QAC++ 5.1.0)」から、 Helix QAC に含まれる python のメジャーバージョンが 2 から 3 に変更になっています。

また、前バージョン「Helix QAC 2022.1(QAC 10.2.0 / QAC++ 5.2.0)」のリリース時に、"Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0 / QAC++ 5.1.0)以降用の東陽ユーティリティ" に機能追加と改善がなされました。

東陽ユーティリティをお使いの際は、TOYO DEVELOPER PORTAL から [Helix QAC] ページの FAQ に入り、 [基本情報] > [東陽ユーティリティ] にある "Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0 / QAC++ 5.1.0)以降用の東陽ユーティリティ" を入手してください。

report_problem 最新の東陽ユーティリティをご利用いただきますよう、お願いいたします。

TOYO DEVELOPER PORTALについて

Helix QAC をはじめ、各種製品やソリューションに関するFAQ、設定手順、リリース情報、ホワイトペーパーなど役立つ情報を提供しています。トラブル解決・環境構築などに、ぜひご利用ください。情報は随時、追加・更新しています。

https://kb.toyo.co.jp/wiki/display/KBTOP

※初回ログイン時のみアカウント登録をお願いいたします。既にアカウントをお持ちの方は、登録済みのIDとパスワードをご利用ください。

■ お問い合わせ先 ■

本件についてご不明点・ご質問等ございましたら、テクニカルサポートにお問い合わせください。

株式会社東陽テクニカ ソフトウェア・ソリューション

TEL:03-3245-1248 (直通)

E-mail:ss_support@toyo.co.jp