FAQ
PERFORCE
システム管理に関するFAQ
QPerforceサーバのログはどのような方法で管理することができますか?
A
Perforceサーバが出力するログを管理する方法は2つあります。
- 管理方法
1. 構造化ログファイルによる管理
2. P4D起動オプションによる管理
- 詳細
1. 構造化ログファイルによる管理
ログファイルを構造化形式(.csv)で書き込むようにPerforceサーバを構成することができます。構造化ログファイルには一般的なログファイルよりも詳細な情報が含まれ、より解析しやすくなっています。
※詳細な情報が含まれる分、相当量のディスクスペースが消費される可能性があります。ローテート設定を併せて行っていただくことをお勧めいたします。
詳細につきましては、以下のURLをご覧ください。
- ログ記録と構造化ログファイル
http://www.toyo.co.jp/files/user/img/product/ss/help/perforce/r15.1/manuals/p4sag/chapter.superuser.html#superuser.advanced.logging
- 構造化ログ設定
ここでは、コマンドログ、エラーログ、監査ログの設定を例として説明いたします。
コマンドログ
- コマンド例
p4 configure set serverlog.file.2=C:\log\command\commands.csv
エラーログ
- コマンド例
p4 configure set serverlog.file.3=C:\log\error\error.csv
監査ログ
- コマンド例
p4 configure set serverlog.file.4=C:\log\audit\audit.csv
- ローテート設定例
ログファイルのローテートには、3つの設定が必要となります。
1. ログファイルサイズの設定
ログファイルがローテートされるファイルサイズを指定します。
※単位はMBでの指定となります。
- コマンド例(200MB/ファイル)
p4 configure set serverlog.maxmb.2=200
p4 configure set serverlog.maxmb.3=200
p4 configure set serverlog.maxmb.4=200
2. ログファイル世代数の設定
保存するログファイルの世代数を指定します。
- コマンド例(5世代)
p4 configure set serverlog.retain.2=5
p4 configure set serverlog.retain.3=5
p4 configure set serverlog.retain.4=5
3. ローテート番号カウンタ設定
ログファイルにローテート番号を追記する場合、カウントを設定します。
- コマンド例
p4 configure set serverlog.counter.2=log2
p4 configure set serverlog.counter.3=log3
p4 configure set serverlog.counter.4=log4
以上が、構造化ログの設定とログローテートによる管理方法となります。
2. P4D起動オプションによる管理
Perforceサーバ起動時に利用可能なオプションを用いることで、監査ログとサーバコマンドログの出力先を指定していただくことができます。
P4Dオプションの詳細は、以下のURLをご覧ください。
- P4Dオプション
http://www.toyo.co.jp/files/user/img/product/ss/help/perforce/r15.1/manuals/p4sag/appendix.p4d.html#p4d.options
- 利用オプション
-A : 監査ログファイルを指定します。
-L : ログファイルを指定します。
- オプション設定例
p4d -r /p4root -p 1666 -A /var/log/p4audit/audit.log -L /var/log/p4server/server.log
以上が、P4D起動オプションによる管理方法となります。
ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくこちらまでお問い合わせください。
- 管理方法
1. 構造化ログファイルによる管理
2. P4D起動オプションによる管理
- 詳細
1. 構造化ログファイルによる管理
ログファイルを構造化形式(.csv)で書き込むようにPerforceサーバを構成することができます。構造化ログファイルには一般的なログファイルよりも詳細な情報が含まれ、より解析しやすくなっています。
※詳細な情報が含まれる分、相当量のディスクスペースが消費される可能性があります。ローテート設定を併せて行っていただくことをお勧めいたします。
詳細につきましては、以下のURLをご覧ください。
- ログ記録と構造化ログファイル
http://www.toyo.co.jp/files/user/img/product/ss/help/perforce/r15.1/manuals/p4sag/chapter.superuser.html#superuser.advanced.logging
- 構造化ログ設定
ここでは、コマンドログ、エラーログ、監査ログの設定を例として説明いたします。
コマンドログ
- コマンド例
p4 configure set serverlog.file.2=C:\log\command\commands.csv
エラーログ
- コマンド例
p4 configure set serverlog.file.3=C:\log\error\error.csv
監査ログ
- コマンド例
p4 configure set serverlog.file.4=C:\log\audit\audit.csv
- ローテート設定例
ログファイルのローテートには、3つの設定が必要となります。
1. ログファイルサイズの設定
ログファイルがローテートされるファイルサイズを指定します。
※単位はMBでの指定となります。
- コマンド例(200MB/ファイル)
p4 configure set serverlog.maxmb.2=200
p4 configure set serverlog.maxmb.3=200
p4 configure set serverlog.maxmb.4=200
2. ログファイル世代数の設定
保存するログファイルの世代数を指定します。
- コマンド例(5世代)
p4 configure set serverlog.retain.2=5
p4 configure set serverlog.retain.3=5
p4 configure set serverlog.retain.4=5
3. ローテート番号カウンタ設定
ログファイルにローテート番号を追記する場合、カウントを設定します。
- コマンド例
p4 configure set serverlog.counter.2=log2
p4 configure set serverlog.counter.3=log3
p4 configure set serverlog.counter.4=log4
以上が、構造化ログの設定とログローテートによる管理方法となります。
2. P4D起動オプションによる管理
Perforceサーバ起動時に利用可能なオプションを用いることで、監査ログとサーバコマンドログの出力先を指定していただくことができます。
P4Dオプションの詳細は、以下のURLをご覧ください。
- P4Dオプション
http://www.toyo.co.jp/files/user/img/product/ss/help/perforce/r15.1/manuals/p4sag/appendix.p4d.html#p4d.options
- 利用オプション
-A : 監査ログファイルを指定します。
-L : ログファイルを指定します。
- オプション設定例
p4d -r /p4root -p 1666 -A /var/log/p4audit/audit.log -L /var/log/p4server/server.log
以上が、P4D起動オプションによる管理方法となります。
ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくこちらまでお問い合わせください。
Qライセンスは、どのような単位で必要になりますか?
Qインストール手順を教えて下さい。
Qディポを他のサーバマシンに移動することはできますか?
FAQ ID:8
A
できます。アーキテクチャ(OS)が同じか否か、行末コード(LFまたはCR/LFまたはCR)が 同じか否かによって手順は異なりますが、例えばアーキテクチャが同じ場合であれば、 ディポのデータベースとバージョン管理されたファイルをコピーするだけです。
この件に関する詳しい情報が、システム管理者ガイド に書かれていますのでご参考にしてください。
ただし、パス名に日本語が含まれている場合は、特別な手順が必要となりますので、 事前に弊社テクニカルサポート までお問い合わせください。 もし、将来的に異なるアーキテクチャ間でディポを移動させる予定がある場合は、 移動が完了するまで、日本語のパス名を持たないようにすることをお勧め致します。
この件に関する詳しい情報が、システム管理者ガイド に書かれていますのでご参考にしてください。
ただし、パス名に日本語が含まれている場合は、特別な手順が必要となりますので、 事前に弊社テクニカルサポート までお問い合わせください。 もし、将来的に異なるアーキテクチャ間でディポを移動させる予定がある場合は、 移動が完了するまで、日本語のパス名を持たないようにすることをお勧め致します。
QPERFORCE(ベータ版を除く)で作成したディポ(リポジトリ)は、PERFORCEをバージョンアップしても引き続き使用できますか?
FAQ ID:9
A
多くの場合はできます。PERFORCEを再インストールしても、ユーザ資産であるディポは何ら影響を受けません。 ただし、ベータテスト中に重大な修正を行った場合はこの限りではありません。詳しくは、弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。
Qすでに他のソフトウェア構成管理ツール(またはバージョン管理ツール)によって管理されているデータを、ディポに移行するユーティリティはありますか?
FAQ ID:5
A
英語版PERFORCEの場合、Subversion、CVS、VSS、PVCSからの移行ユーティリティ(コンバータ)が 公開されています。
日本語版PERFORCEに対しては、現在のところ、これらのコンバータを公開しておりません。詳しくは、弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。
日本語版PERFORCEに対しては、現在のところ、これらのコンバータを公開しておりません。詳しくは、弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。
Q大量のファイルであっても、ディポ(リポジトリ)への一括登録は簡単ですか?
Q何人の開発者に対して 1人のシステム管理者が必要ですか?
FAQ ID:2
A
PERFORCEは、OSへの依存が少なくファイルシステムへの依存がないため、システム管理が容易で、 トラブルの発生が非常に少ないツールです。 だからと言って、現実的にシステム管理者が不要ということにはなりませんが、 「ツールの世話」という意味ではシステム管理者の負荷は非常に軽く、 システム管理者は純粋なソフトウェア構成管理(ブランチの方針検討、ラベルの適用、 レポートの作成、ユーザの管理等)に専念できます。 開発システムまたはサブシステムに対して1名のシステム管理者で十分でしょう。
Qディポ(リポジトリ)をバックアップする機能はありますか?
FAQ ID:3
A
ディポ全体を(自動的に)バックアップするような機能は、残念ながら提供されていません。 ディポ全体は、ユーザの標準的なツールや手順によってバックアップしてください。
ただし、メタデータを管理しているデータベースの部分については、チェックポイント・ファイルと ジャーナル・ファイルを作成する機能を提供します。これにより、例えば週1回の全体バックアップとは 別に、日々のバックアップは非常に短時間で行うことができ、しかもその際に開発作業をストップさせる 必要はありません。さらに、チェックポイント・ファイルとジャーナル・ファイルからのリストアは非常に簡単です。
ただし、メタデータを管理しているデータベースの部分については、チェックポイント・ファイルと ジャーナル・ファイルを作成する機能を提供します。これにより、例えば週1回の全体バックアップとは 別に、日々のバックアップは非常に短時間で行うことができ、しかもその際に開発作業をストップさせる 必要はありません。さらに、チェックポイント・ファイルとジャーナル・ファイルからのリストアは非常に簡単です。
QPerforceサーバをインストールしているサーバマシンを移行します。どのような手続きが必要ですか?
Qファイルごとにアクセス権を設定できますか?
A
できます。「メタデータのみ参照可」「ファイルの内容まで参照可」「ファイルの更新可」 「ディポの更新可」「システム管理用コマンドの実行可」等のアクセス制御を、ユーザ単位かつ ファイル単位に行うことができます。ユーザの指定は、PERFORCEが独自に管理するグループの指定で行うことも可能ですし、ファイルに指定には "*" や "..." 等のワイルドカードも指定可能ですので、 細かい設定も簡単に実現できます。
