テクニカルノート032  


日付の取り扱い
PERFORCEサーバによる日付の取り扱い方法


問題

PERFORCEはどのように日付を処理するのでしょうか。

解決策

日付の内部記憶

PERFORCEは内部形式と表示形式との間の日付の変換に、オペレーティング・システムのlocaltime()関数およびmktime()関数を使用します。 内部的には、PERFORCEの日付/時刻はEpoch(協定世界時1970年1月1日0時0分0秒)以降の秒数で表されます。 PERFORCEサーバが稼動しているシステムの時間が正しければ、PERFORCEサーバの時間も正しくなります。

日付の表示

PERFORCEは国際的なyyyy/mm/dd形式で日付を表示します。 PERFORCEは、内部形式から表示形式への変換に、オペレーティング・システムのlocaltime()関数呼び出しを使用します。

日付の変換

PERFORCEは、1970年から2038年までの範囲の日付を受け入れることができ、4桁の数字を使用して指定できます。 また、1970年から1999年までの範囲は、2桁の数字(70~99)を使用して指定できます。

PERFORCEのファイル・リビジョン指定子 @date(PERFORCE 98.2およびそれ以降で利用可能)は、以下の形式で指定された日付を解釈します。
yyyy/mm/dd
yy/mm/dd
mm/dd/yy
                  


PERFORCEでは、mm/dd/yy または yy/mm/dd の形式で日付の入力が可能です。 最後の数が 31 を超えていると、'mm/dd/yy'形式が想定されます。

日付の計算

PERFORCEは、ソート目的での厳密な比較以外には日付の計算を行いません。 PERFORCEでは時間の間隔を取り扱う必要がなく、その表示に関わる問題が生じることはありません。
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