Usage


Usageは、特定のシンボルがどこで、どのように使用されるかを理解するのを助けます。ソースコードにおける特定のシンボルの使用箇所を表示することができ、関心のない使用型をフィルタにかけて除くことも可能です。 

Imagix 4Dの[Grep Tool]のように、Usageはソースコードの実際の行をソースファイルから表示します。ただしUsageはシンボルのあらゆる使用箇所に関する、意味 体系から導かれた知識に依存します。結果として、シンボルのスコーピングが行われ、マクロによって隠蔽されたシンボルの用法を見ることができます。さら に、参照したい用法の種類を制御することも可能です。 

この例では、変数 last_nonoptが調査対象です。変数をセットする関数と変数を読み込む関数の両方を見ることができます。ソースファイルからの実際のコード行を見 ることができ、それらの行をダブルクリックすると[File Editor]に表示されます。またSymbolのInformationオーバレイによって、ウィンドウ内のあらゆる項目に関する詳細情報が表示されま す。この例ではlast_nonoptの最初の読み込みがgetopt.cファイルの190行目で発生していることが示されています。