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Perforce Helix TCM 事例紹介:VOO Telecom社

VOO Telecom社: 部門間を超えて活用できるHelix ALMスイートの高い柔軟性を評価

Helix ALMスイートのコンポーネントであるHelix Test Case Management(TCM)は、インターネット、電話、テレビサービスなどを提供するVOO Telecom社(ベルギーを拠点とするNethys社が出資)のIT部門と技術部門の双方のニーズを満たしています。

VOO Telecom社がHelix TCMの利用範囲を拡大していった理由

競合製品よりも優れた操作性
 
   
大規模なテストへの対応
 
   
要件と一連の機能をまとめて個別に管理
 

Helix TCMの有用性は誰の目にも明らかなので、社内でその使用を自信を持って推奨できます 「Helix TCMの評価時には、登録したプロジェクトは5つだけでしたが、今では60から70を優に越すプロジェクトが管理されており、Helix TCMを使うメリットをはっきりと実感しています。」

Geoffrey Zanelli氏
テストマネージャ
VOO Telecom社

会社の規模に関係なく、どの会社の中でもある種の垣根が存在します。垣根が出来る要因は様々ですが、勤務地や部署の違いであったり、個人的な考え方の違いだったりします。しかし、共通して言えるのは、その垣根の中の住民たちは同じ目標を持ち、その目標を達成する方法についての考えも共有しているということです。

例えば、技術部門では、ドキュメント作成や表計算をするために汎用的なソフトウェアを使いますが、部内では自分たちのニーズや好み、手法やワークフローに合うより専門的なソフトウェアを利用しているとします。しかし、ときおり斬新的なアイデアが生まれ、他部門との共同作業が必要になるときがあります。Voo Telecom社は、部門間の垣根を取り払って、テスト管理ツールを導入することにより、繰り返し作業とプロセスを改善することに成功しました。

VOO Telecom社は、インターネット、電話、テレビサービスなどを提供する会社です。同社は、エネルギー、電気通信、産業開発業界のさまざまな会社を保有し、ベルギーを拠点とするNethys社による出資を受けています。

Geoffrey Zanelli氏は、数年前にVOO Telecom社技術部の新たなテストマネージャに就任しました。その当時、技術部ではテストケースの作成や管理にMicrosoft WordとExcelを使っていましたが、IT部門ではテストを実施するためにMicrosoft SharePointを長い間活用していました。しかし、企業の成長に伴い、両部門はそれらのツールを用いたテスト管理に限界を感じ始めていたのです。

Zanelli氏は、同じ技術部の別グループで、欠陥追跡ツールであるHelix Issue Management (IM)が利用されていることを知っていました。また、Helix TCMが、HP Quality Centerなどの他のシステムと同じような機能を持ちながらも、より手頃な価格だったという点を高く評価した重役によってすでに導入されていました。堅牢で体系的なテスト管理システムであるHelix TCMを限られた範囲だけで使用するのでは、もったいないと考えたZanelli氏は、その能力を自分の所属する技術部門だけでなく、もっと広い範囲で検証しようと考えました。
 

評価: IT部門と技術部門へのHelix TCMの展開

Zanelli氏は自身の調査結果から、IT部門と技術部門にHelix TCMの使用を拡張できると確信しました。その頃、技術/IT部門の両グループが参加する新しいモバイル開発プロジェクト発足の準備が進んでおり、同氏は、このプロジェクトがツールを双方の部門で評価する絶好の機会だと判断しました。
 

「技術部門はテストに、IT部門では開発を統合するために、Vモデルを使って共同で作業していました。技術部門はプロジェクトの中で顧客が操作する機能を担当していたので、開発を通して顧客の立場でテストを実施しました。そして、あらゆる情報をHelix TCMでドキュメント化したのです。」

Zanelli氏

Zanelli氏とIT部門は、テストと関連するデータをすべてHelix TCMでドキュメント化する取り決めをしました。これには、ツールの柔軟性について可能な限り最大限の評価を行うために、ひたすら徹底的にHelixを使うという意図があったのです。はたして、異なる2つの部門の業務に対して、本当にこのツールを簡単に導入することができるのでしょうか? 時が経ち、その答えが明らかとなりました。 

「Helix TCMを使った最初のプロジェクトを終えると、Helixでリリースに関するデータを簡単に使用したり再利用したりできることが、IT部門のメンバたちにしっかりと納得してもらえました。プロジェクトを継続させ、一連のテストを次のリリースで再利用するという考えは、SharePointよりもHelix TCMの方が簡単に実現できたのです。この結果、IT部門は2年前から、リリース業務で集中的にHelix TCMを使うようになりました。IT部門は独自のリリース用テンプレートやレポートを作成して、今は本当に同ツールを使い込んでいます。さらに、リリースの検証作業でもHelix TCMが活用されています。IT部門は、SharePointと比較するとHelixでは一段と簡単にステータスレポートを作成したり、回帰テストの計画を立てたりできると考えています。また、テストにおける労力の軽減と、テストカバレッジの向上を同時に実現しています。」

Zanelli氏
 

部門間を超えたツールの評価から得たプラスの成果は、IT部門だけに留まるものではありませんでした。

「技術部内のプロジェクトの大半がHelix TCMを利用しています。最近、製品をリリースを完了したばかりのプロジェクトでは、およそ1,200のテストケースと15,000のテストランをHelix TCMで管理しました。」

Zanelli氏

 

キーポイント: 柔軟性とフォルダの概念

VOO Telecom社のIT部門と技術部門の垣根を超え、外部の関係者と作業をする際にもHelix ALM(旧TestTrack)の柔軟性が変化をもたらしています。技術部における開発プロセスの多くは、同部門の外部の関係者が使うプロセスに沿っています。

「外部関係者のプロセスは、アジャイルのスプリントのような開発単位で構成されていますが、1作業単位で6週間以上もの時間を要します。要件と一連の機能をまとめて個別に管理することができるので、Helix ALMスイートを使えばこの開発単位でも簡単に業務を進めることが可能です。」

Zanelli氏

さらに、同氏は回帰テストやテストの管理/優先付けにおいてフォルダの概念が重要で便利だと考えます。Helix TCMとHelix Requirements Management(RM)を併用すれば、要件ごとにテスト範囲を区切ることができるので、開発単位を管理するためにフォルダが重要となります。そして、Helix Issue Management(IM)は、外部の関係者とバグをレビューするために使用するプラットフォームとなっています。

 

「誰もがHelix ALMは間違いなく業務にプラスの影響をもたらしていると考えています。」

Zanelli氏


口コミでの広がり

70件近くのプロジェクトを抱えながら、IT部門と技術部門を1つの共通のテスト管理ツールで結びつけることに成功したら、次は何を目指すか?それは、もちろん、更なる拡大と改善です。

「IT部門のグローバルグループは、社内におけるHelix ALMの評判を耳にし、展開時におけるテストの体系的な管理方法を探し求めて私を訪ねて来ました。私がHelix ALMを見せると、彼らはテスト(手法、評価、テスト計画など)をそれぞれに適した形で管理し、これまでよりも効率的にデプロイできでる非常に優れたツールだとすぐに分かってくれました。Helix TCMの有益性は誰の目にも明らかなので、社内でその使用を自信を持って推奨できます。Helix TCMの評価時には、登録したプロジェクトは5つだけでしたが、今では60から70を優に越すプロジェクトが管理されており、Helix TCMを使うメリットをはっきりと実感しています。」

Zanelli氏

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