しゅう動部品を含む産業機械では、異常状態の前兆として油中に特徴的な摩耗粉が放出されます。この摩耗粉を捉えることで「メンテナンスタイミングの最適化」と「しゅう動部品の寿命を延ばす」ことが可能となり、部品交換やオイル交換タイミングの最適化によってトータルコストの削減となります。
焼付き時の各サイズの粒子放出挙動(事例)
①実績のあるレーザー光遮蔽法、②独自の脱泡装置、③オイルポンプ内蔵により安定した長時間の無人計測を可能にします。
本体前面
全体像
本体とLANまたはネットワーク(別途用意)を介して操作できるソフトで、取得データや回路内の動きが一目で確認できます。着目したい粒子群を任意に選び、その放出挙動変化を追うことができます。
計測方法 | 光遮蔽法 |
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検出器発光部 | 半導体レーザー 最大出力:1mW 波長:655nm |
検出器受光部 | PD(フォトダイオード) |
検出粒子径範囲 | 5~150μm |
1回の計測液量 | 約20ml |
計測可能粘度 | ~2,400cSt |
電源電圧 | AC100 V50/60Hz ±5%(他電圧に関してはお問い合わせください) |
外形寸法図(mm) | 290(+脚15)×285×390 |
重量 | 約22kg |
※オプションにてオイル戻しユニット、内部洗浄用オイルも用意しております。担当営業までお問合せください。