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CA-200 カラーアナライザー

CA-200 カラーアナライザー

カラーアナライザー「CA-200」は、LEDを光源とし、計測時のみ点滅するため省電が可能です。軽量で首から下げて持ち運べ、長時間計測に適している彩色計です。

鋼材においては加熱温度からの酸化膜による色の変化について、RGB取得により酸化皮膜の厚さの推測・再現につなげることができます。

特長

  • 再現性の高い計測結果
  • 積分球による全反射の平均化
  • 光沢面の試料にも対応
  • USB充電方式によるコードレス運用

計測原理(積分球)

色彩の判断においては光強度や光の色温度特性により見え方が大きく異なります。また光沢の判断においても視野角などの影響により数値定量化することが困難となります。それらを正しく計測するためには、サンプルへの入射光を均一にする必要があります。

積分球は球体内部に光源からの光を乱反射させて均一化した光をサンプルに照射できることから正確な光計測を可能にします。また装置内センサー部のデジタル色センサーはRGB波長の強度を正確に計測でき、色調の数値化を可能にします。

LEDからの光(青線)は、遮光板によりサンプルへの直接光を遮り、球面内の反射材により球面内部で乱反射を繰り返します。これらの乱反射光は球面内で均一化され、サンプルを照射(赤線)後、反射光としてセンサーに送られます。

図

活用用途

  • 製品の彩色・光沢などの色管理に
  • 液体染色や塗装の管理に
  • 塗膜・塗料の色調・光沢など経年変化の研究用途として
  • 製品補修時の色調・光沢管理に
  • 金属熱加工製品に対する焼入れの均一性管理に
  • その他,彩色の標準化用途に

製品仕様

デジタル色センサー(日本製)

感度波長範囲 Red (590~720nm)、Green (480~600nm)、Blue (400~540nm)
最大波長感度 Red (λ=615nm)、Green (λ=540nm)、Blue (λ=465nm)

白色光素子(日本製)

準方向電圧(VF) 3.3V (標準) (@350mA) 全光束100lm (標準) (@35mA)
内部メモリー 容量 2GB
内部充電電池 ニッケル水素電池 (Ni-Mh 2.4V 700mA)
製品重量 140g
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