色彩の判断においては光強度や光の色温度特性により見え方が大きく異なります。また光沢の判断においても視野角などの影響により数値定量化することが困難となります。それらを正しく計測するためには、サンプルへの入射光を均一にする必要があります。
積分球は球体内部に光源からの光を乱反射させて均一化した光をサンプルに照射できることから正確な光計測を可能にします。また装置内センサー部のデジタル色センサーはRGB波長の強度を正確に計測でき、色調の数値化を可能にします。
LEDからの光(青線)は、遮光板によりサンプルへの直接光を遮り、球面内の反射材により球面内部で乱反射を繰り返します。これらの乱反射光は球面内で均一化され、サンプルを照射(赤線)後、反射光としてセンサーに送られます。
感度波長範囲 | Red (590~720nm)、Green (480~600nm)、Blue (400~540nm) |
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最大波長感度 | Red (λ=615nm)、Green (λ=540nm)、Blue (λ=465nm) |
準方向電圧(VF) | 3.3V (標準) (@350mA) 全光束100lm (標準) (@35mA) |
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内部メモリー | 容量 2GB |
内部充電電池 | ニッケル水素電池 (Ni-Mh 2.4V 700mA) |
製品重量 | 140g |