AML Oceanographic Ltd.

X Change™ シリーズ

Xchange™シリーズはAML社製のX型プロファイラに搭載可能な小型センサです。センサには電気伝導度センサ、音速度センサ、温度センサ、圧力センサがあり、必要に応じたセンサを取り付けることが可能です。よって使用目的に応じてSVPTセンサをCTDセンサにしたり、浅海用圧力センサを深海用圧力センサに交換したり、温度レンジを拡張または縮小したりすることが可能です。また、新たに溶存酸素センサ、濁度センサもラインアップされました。1つのプロファイラとXchange™センサを用いることで複数の必要要件を満たします。

特長

  • 温度測定精度±0.005℃
  • 音速度測定精度±0.025m/s
  • 圧力測定精度±0.05%フルスケール
  • 電気伝導度測定精度±0.01mS/cm
  • 溶存酸素測定精度5%以下
  • 濁度測定精度±1%(@100NTU)
  • それぞれのX Change™センサヘッドは固有のキャリブレーションを所有
  • センサの交換は容易で、特殊な工具は不要

Xchange™シリーズを搭載可能なセンサ

Micro X

Micro X は、音速度センサ、圧力センサ、温度センサからひとつだけセンサを選択し取り付けます。センサのタイプは変更できず、耐圧のみ変更が可能です。AUVやROVに搭載したり、表面の音速度を測定する際に使用したりします。

Smart X

Smart X は、X Change™シリーズのセンサを取り付けることにより、CTDセンサまたはSVTPセンサとして使用することが可能です。データはケーブルを通して入出力されるためリアルタイムでデータを得ることが可能です。Micro Xと同様 AUVやROVに搭載することが可能で、音速度プロファイリングを行う際にも使用できます。

Minos X

Minos X は、Smart X と同様にCTDセンサまたはSVPSセンサとして使用することができます。さらに内部にメモリが内蔵されていますので、データケーブルを使用しなくてもデータを得ることができます。音速度プロファイルを行い、回収した後内蔵されているメモリからデータを吸い出します。電力は内蔵されているリチウムイオンバッテリーより供給されます。

Plus X

Plus Xは 深海(6000mまで)で使用可能なセンサです。X Change™シリーズセンサは最大で10個搭載可能です。(オプション)
データは内部のメモリに収録され、電力には電池を使用します。

bathyMetrec X

BathyMetrec Xは、高精度Paroscientific Digiquartz圧力センサを内蔵しています。真の深度の計測データを出力します。センサヘッドの交換は可能です。外部電源でリアルタイムにデータを出力します。

Metrec X

Metrec Xは、5つまでのセンサヘッドの搭載、交換が可能です。
外部電源、リアルタイムデータ出力です。

仕様

センサ 測定範囲 計測精度 分解能 耐圧 応答時間 センサポートタイプ
精度 再現性
音速度 1375-1625m/s 0.025m/s 0.006m/s 0.001m/s 6000m 47µs プライマリ
1100-2000m/s 0.5m/s 0.02m/s
500-2000m/s 1.0m/s 0.02m/s
電導度 0-2mS/cm 0.01
mS/cm
0.003m
S/cm
0.001
mS/cm
6000m 25ms プライマリ
0-470mS/cm
0-90mS/cm
温度 -2-32℃ 0.005℃ 0.003℃ 0.001℃ 6000m 100ms セカンダリ
-5-45℃
圧力(深度) 最大10,00dBar
(水深10,000m)
0.05%FS 0.03%FS 0.02%FS 範囲
による
10ms セカンダリ
濁度 ワイパー有 0-3000NTU 0.2NTU又は
計測値の2%
0.5NTU又は
計測値の0.5%
0.01NTU 300m <700ms セカンダリ
ワイパー無 200m
電導度・温度 電導度 0-90mS/cm 0.01
mS/cm
0.003
mS/cm
0.001
mS/cm
6000m 25ms プライマリ
温度 -5-45℃ 0.005℃ 0.003℃ 0.001℃ 100ms

※:50,100,200,500,1000,2000,4000,5000,6000,6300,10,000dBarの範囲で計測レンジが選べます。耐圧は選択した計測レンジに準拠したものとなります。

オプション

AML Oceanographic社では、既存のXシリーズハウジングに対して、様々な機能を提供するオプションのXchange™デバイスを用意しています。

DATA・Xchange™

DATA・Xchange™はMinos Xなどの内部メモリで収録可能な装置に接続し、収録したデータをWi-Fiでパソコンへ転送できるようになるモジュールです。Wi-Fiを用いることにより、現行のRS-232通信に比べ40倍の速度でデータを転送することが可能です。

UV・Xchange™

UV・Xchangeは機器に接続し、他のXchange™センサーへの生物付着を防ぐための紫外線を照射するモジュールです。ユーザによってUV・Xchange™の組み換えができるので、フィールド毎にセンサー構成を変更する場合でも対応可能です。

Cabled UV™

Cabled UV™はUV・Xchange™をSubConn Micro6コネクタからの電力供給を受けて駆動させるモデルです。センサーチャンネル以外の場所に取り付けることが出来るため、センサーハウジングの外側から紫外線を照射することが出来るほか、AML製品以外のものに対して紫外線を照射しつつ生物付着対策を行うことが可能になり、長期観測の可能性が広がりました。

ラインアップ

SV・Xchange™

1995年、AMLは飛行時間(Time of Flight, TOF)型の音速度計を世界で初めて開発しました。また、2008年3月、市場で最初に唯一のフィールド可換型の音速センサーを発売しました。SV・Xchange™は、こんにちマルチビーム、シングルビーム、侵入検知、USBL~ LBL音響測位システムの製造業者や海洋調査機関の広範囲にわたって、音速測定機器で最もよく使われるセンサーの一つです。
プロファイリング用途には、Base・X2™ SVP、またはMinos・X™ SVPT、マルチビーム測深機のリアルタイム音速度情報向けにはMicroX™ SVがお勧めです。
マルチビーム測深機のシステムのSV・Xchange™を校正したい場合は、ハウジングからSV・Xchange™を取り外し、Micro・X™ハウジングは取り付けたままにしておきます。 予備のセンサーがある場合は、それを取り付けてください。これで測量を再開する準備は完了です。

C・Xchange™

 

 

C・Xchange™は0~90 mS/cmの幅広い電気伝導度の計測範囲を備えています。生物付着防止に有効なUV・Xchange™をオプションとして併用した場合、長期間、現場展開による電気伝導度計測の安定性は安定性は±0.003 mS/cm/月となります。
フローセンサーのセンサー形状としては、直角型およびインラインが利用可能です。AMLの導電率センサー独自の4電極計測法によって得られる利点については、こちらをご覧ください。
1つのセンサーハウジングで電気伝導度と温度を計測したい場合は、CT・Xchange™をご利用ください。複合計測が可能なセンサーは、各Xchange™シリーズのハウジングで従来使用可能なセンサーより1つ(温度センサー分)多くのスペースを確保できるため、いくつかの利点を提供できます。

P・Xchange™

P・Xchange™は、各展開の深度要件に従って最適な計測範囲のものを取り付けることで、精度を最大化します。様々な範囲で利用可能な、海洋業界の唯一のフィールド可換型の圧力センサーは、全てのXシリーズハウジングに使用できます。各センサヘッドには、校正係数が格納された組み込み型の電子機器が含まれているため、フィールドの精度に影響を与えることなく、センサヘッドを別のハウジングに付け替えることができます。

T・Xchange™

-5~45℃の拡張された範囲と、迅速な応答時間を可能にする薄肉モノリシックチタニウムチップを備えたT・Xchange™は、モジュール式の高性能温度センサです。 海洋業界で唯一のフィールドスワップ可能な温度センサーには、較正係数が保存されている内蔵電子機器が含まれています。 センサヘッドは、フィールドの精度に影響を与えることなく、計測器から計測器に移動できます。

Tu・Xchange™

Tu・Xchange™は0~3000 NTUの範囲全体にわたって高い精度を実現できる濁度センサーです。このため濁度の大きな変動に対応するために複数のセンサを使用する必要がありません。また、付着物が豊富な地域で長期的な使用できるように、ワイパーオプションが利用可能になりました。なお、Tu・Xchange™は、UV・Xchange™などによる生物付着防止機能を併用することで、長期間良好に機能することが証明されています。
Tu・Xchange™の精度は読み取りの±2%仕様で、パーセンテージとして引用されます。 900 NTUを測定するセンサーは±18 NTUの精度ですが、500NTUを測定すると±10 NTUとなります。 測定値が0NTUに近づくにつれて、精度仕様には下限値が考慮されます。例えば、1NTU以下で測定される同じセンサは、±0.2NTUとなります。

CT・Xchange™

CT・Xchange™は、1つのセンサーヘッドで電気伝導度と温度を提供します。それぞれの計測性能はC・xchange™およびT・Xchange™と同等です。このセンサーを使用すると、すべてのXシリーズのハウジングで、1つより多くのセンサを使用できます。CT・Xchange™を使用する場合、2ポートBase・X2™は、P・Xchange™と併用することでコンパクトかつコストパフォーマンスの高い高性能CTDでであり、PMinos・XはP・Xchange™とSV・Xchange™を併用することで、市場最小のCTD / SVPの同時計測が可能になります。