FAQ
HYPACKに関する質問
5.一般事項(HYPACK® Max General)
ID.Q5-2
Q. 緯度経度表示への切替と入力機能(Changes to Lat-Long Display and Input Functions)
A.
HYPACKR MAX には、X-Y座標からローカルの緯度経度へ、さらにWGS-84の緯度経度に変換する手順が幾つか有ります。我々は何人かの顧客との長い議論の末に、 WGS-84以外のローカル座標上に緯度経度を表示するために使われている多くの機能を変更しなくてはならないとの結論に達しました。これらの変更は、 バージョン00.5A CD以降のものに反映されています。これ以前のバージョンに対しては、Tech Supportサイトから最新版のHYPACK.EXEとDRAW32A.DLLをダウンロードする事でアップデート可能です。
以下の表示個所にこれらの変更が反映されています:
HYPACKR MAX スクリーン内のカーソル位置の緯度経度表示。
HYPACKR MAX スクリーンの画面下には、カーソル位置のX-Yや緯度経度が表示されている。前のMAXのバージョンでは、これはWGS-84の緯度経度が表示されている。DRAW32A.DLL をダウンロードして \HYPACK ディレクトリにコピーする事によってローカルの緯度経度で表示する事が可能になります。
Line Editorプログラムでの緯度経度表示。
多数のユーザは、Line EditorでのWaypointをX-Y(Default)か緯度経度の何れかで入力可能であるという事に気づいていませ ん。00.5Aより古いバージョンでは、WGS-84の緯度経度で入力しなくていけませんでした。DRAW32A.DLLをダウンロードし¥HYPACK ディレクトリにコピーする事によって、ローカルに基づいた緯度経度の情報を入力する事ができるようになりました。
別の変更点としては、Input ModeがLat-Longに設定されている時は、分解能が向上します。00.5A以前のバージョンでは、DDD-MM.MMMM のフォーマットで緯度経度を入力しなければならなく十分な精度が得られませんでした。
図に示す様にフォーマットがDDD-MM-SS.SSSS に変更されました。この変更を反映させる為には、Tech Support ページから最新版のHYPACK.EXE をダウンロードし、それを\HYPACK ディレクトリにコピーします。
MAXとSURVEYでの緯度経度 グリッドの表示。5A以前のバージョンでは、MAX SURVEY画面に表示される緯度経度 グリッドはWGS-84のグリッドです。
DRAW32A.DLLをダウンロードする事によって、両方のプログラムでローカル座標での緯度経度 グリッド表示が可能となります。