FAQ

HYPACKに関する質問

14.ティンモデル---3次元成果(TIN Model)

ID.Q14-1

Q. TINモデルプログラムでの緯度経度水深データの利用(Importing Longitude-Latitude-Depth Data Into TIN MODEL)

A.


最近、あるユーザーよりTinモデルプログラムにあるファイルを読み込ませるとプログラムがクラッシュしてしまうとの連絡を受けました。

-1.1492601 50.8352175 -7.25 L11.0852
-1.1492601 50.8352175 -7.25 D11.0852
-1.1492575 50.8352196 -7.23 L11.0853
-1.1492575 50.8352196 -7.23 D11.0853
-1.1492560 50.8352210 -7.18 L11.0854
-1.1492560 50.8352210 -7.18 D11.0854
-1.1492536 50.8352228 -7.02 L11.0855
-1.1492536 50.8352228 -7.02 D11.0855
-1.1492518 50.8352243 -7.03 L11.0856
-1.1492518 50.8352243 -7.03 D11.0856
-1.1492498 50.8352243 -7.08 L11.0857
-1.1492498 50.8352243 -7.08 D11.0857
-1.1492493 50.8352253 -6.93 L11.0858
-1.1492493 50.8352253 -6.93 D11.0858
-1.1492491 50.8352270 -7.00 L11.0859
-1.1492491 50.8352270 -7.00 D11.0859
-1.1492471 50.8352280 -7.00 L11.0900

上記のファイルを見ていただくと分かるように、XYZファイルではなく緯度、経度、測深値のファイルとなっています。TINモデルプログラムではX-Y ファイルと同様に緯度、経度のファイルを取り扱うこともできます。このファイルを扱うと、Tinモデルを生成している途中でプログラムはハングアップしま す。Tinモデル内部では0.01を最小単位として計算を実行しています。従って、上記ファイルの場合、全ての値が-1.14と50.83として読み込ま れてしまうため全て同一点となりTinが生成できなくなってしまいます。

この問題を解決するためには、Excelやエディタなどを使用して緯度、経度の値を100000倍に変換します。

-114926.01 5083521.75 -7.25
-114926.01 5083521.75 -7.25
-114925.75 5083521.96 -7.23
-114925.75 5083521.96 -7.23
-114925.60 5083522.10 -7.18
-114925.60 5083522.10 -7.18
-114925.36 5083522.28 -7.02
-114925.36 5083522.28 -7.02
-114925.18 5083522.43 -7.03
-114925.18 5083522.43 -7.03
-114924.98 5083522.43 -7.08
-114924.98 5083522.43 -7.08
-114924.93 5083522.53 -6.93
-114924.93 5083522.53 -6.93
-114924.91 5083522.70 -7.00
-114924.91 5083522.70 -7.00
-114924.71 5083522.80 -7.00

上記の様に変換することでTinモデルでの処理が可能となります。ただし、この様に処理したデータでコンタや体積計算を実行しても正常な結果は得られません。

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