FAQ

HYPACKに関する質問

16.データ処理(Data Processing)

ID.Q16-2

Q. シングルビームの音速度補正について

A.


補正はウォーターカラムでの離散的な間隔の音速度の測定された音速度プロファイルから始まります。
左下で示されるプロフィールは、感潮河川で1mおきに測定された典型的なサンプルです。
上層から下層までで約2.5%の変化があります。
右下に示される2つ目のプロファイルでは手計算により後に示す簡易計算により3点のみの音速度で作成されています。

以下に示す表はおおよそのプロファイルを示します。

Layer End Depth (m)

Layer Height – h (m)

Sound Velocity – V (m / s)

3

3

1449

9

6

1465

15 (bottom of cast)

Unlimited

1479

最後の層の高さは無制限となります。

計算例

測深器で音速度を1480 m/sに設定し、17.13 mが計測されました。 1mの喫水も測深器に入力します。上記の簡略化されたプロファイルを音速度補正として使用します。
最初に、深さは表面から底まで一方向の経過時間(1m当たり進むためにかかる時間)tに変換されます。:
t = 測深器の深度/ 測深器の音速度
t = 0.011575 seconds
プロファイルを使用した音速度補正にHypackでは各層におけるトラベルタイムを使用します。

最初の層では音波は3m進むのに0.002070秒かかります。(t= 層の厚み/ 最初の層の音速度 = 3/1449). その時間をトータルの所要時間から減じると0.009505秒残ります。
次の層では6m進のに音速度1465 m/sで0.004096秒かかります。2番目の層から海底まで要する残りの時間はトータルの時間より1番目と2番目の層にかかる時間を引いた結果となり 0.005409秒になります。残りの時間で音波が最後の層を進む距離はt*SV = 0.005409*1479 = 8.00 m
従って最終的な測深値は: 3 m (1番目の層) + 6 m (2番目の層) + 8 m (最後の層) = 17 m
従って音速度補正値は17.00 (真の測深値) – 17.13 (測深器の計測した測深値) = -0.13 m

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