FAQ
HYPACKに関する質問
12.デジタイジング---データの数値化(Digitizing)
ID.Q12-3
Q. デジタイザによる測深値の入力(Using The Echogram Program)
A.
ECHOGRAMプログラムは、測深データをマニュアルでディジタル化するために使用します。ディジタル化された測深値は、SINGLE BEAM EDITORプログラムで処理されるデータと結合処理することができます。
このプログラムは、あなたが使用しているディジタイザに付属するウィンドウズディジタイザドライバを利用します。
いったん、あなたがご自分のディジタイザドライバをインストールすれば、メニューよりUtilities-Digitizing-Echogramを選択し、 Echogramプログラムを実行が可能になります。
ダイアログ・ボックスは、あなたがポインティングデバイスの第4のボタンを押すことによってあなたのディジタイザの機能を停止することができるメッ セージを表示します。OKボタンをクリックするとECHOGRAMプログラムが起動します。メニューのDIGITIZERより使用中のデジタイザの有効・ 無効が設定できます。
メニューよりChart-Scaleを選択します。
あなたのチャートと一致するMinimum Depth、及び、Depth Range (数字1を見る)をテキストボックスに入力し、OKをクリックします。
図2 :チャートを記録するために、ウィンドウの下部の指示に従ってください。
メニューよりChart-Register Chart選択します。すると、ディジタイザをチャートの上端と底辺中心に置くようにメッセージが表示されます。
いったん、あなたがこれらのポイントを入力すると、チャートで最初に入力するポイントを要求するダイアログ・ボックスが表示されます。チャートから最初のポイントを入力し、そして、OKをクリックします。
すると、位置マークをディジタル化するように促すメッセージが表示されます。各々の位置をディジタル化するために、最初のボタンをクリックします(図3を参照)。左から右に処理し、終了するときは、2番目のボタンをクリックします。
図3 :固定点をディジタイジング
図4 :測深値をディジタル化する
全てのポイントの位置を入力し終わると、プログラムは、測深値をディジタル化し始めるようにメッセージを表示します。左からスタートし、測深データを入力していきます。 (図4を参照)。終了時はディジタイザの3番目のボタンを押します。1番目のボタンを押すことによって再び入力することができます。
入力がすべて終了したら、File-Save Asを選択し、名前を付けて保存します。ファイルは、*.depの名前で保存されます。
この*.depファイルは、ASCIIフォーマットファイル保存されています。
サンプルを下記に示します。:
109.04 | 17.27 |
109.09 | 17.35 |
109.11 | 17.44 |
109.15 | 17.55 |
109.19 | 17.58 |
109.18 | 17.73 |
109.20 | 17.70 |
109.27 | 17.85 |
109.30 | 17.91 |
109.37 | 18.06 |
最初のカラムは、測深データの水平位置を表し、第2のカラムは、その位置のディジタル化された深さを表します。