Spirent Communications Inc(スパイレント コミュニケーションズ社)

5G端末自動測定システム「8100 5G端末試験ソリューション」

Spirent Communications社は長きにわたり携帯端末のパフォーマンス試験ソリューションを提供してまいりました。来るべき5Gにおいても同様のソリューションを提供してまいります。そのためにSpirent社はNational Instruments社とパートナーシップを締結いたしました。NI社よりソフトウェア無線プラットフォーム試験機を、Spirent社よりネットワークエミュレーションソフトウェアをそれぞれ提供することにより、5G端末の自動試験が可能なプラットフォームを皆様にご紹介させていただきます。

特長

5Gアプリケーションパフォーマンス

今後数年間で5Gが普及するに伴い、今日あるスマートフォンのユースケースは5Gに移行することになります。音声品質やコールパフォーマンスの基準は新しいものになり、ユーザは4Kや8Kの超高解像度のビデオコンテンツを消費しながら、超高速通信を行い、長時間のバッテリーライフを期待することになるでしょう。

キーとなる試験項目

  • LTE音声コールパフィーマンスにおける5Gへの影響(5G-NSAモード)
  • 音声品質測定(MOS)
  • ネットワークストリーミングサービス、ビデオチャットなどの映像品質測定(VMOS)
  • アプリケーションデータパフォーマンス測定
  • 同軸ケーブルを接続して試験
  • 小型のシールドボックスを使用したOTA試験
  • サブ6GHzをサポート
  • 4x4 MIMOサポート

基本性能

  • 最先端のPXIコンパクトプラットフォームを採用し、将来的な機能拡張に対応したハードウェア設計(5G-SA, ミリ波, mMTC, URLLC)
  • ソフトウェア無線技術を実装しており、様々な試験に柔軟に対応可能
基本性能

仕様

周波数 n40, n41, n77, n78, n79
キャリアバンド幅 100MHz
サブキャリアスペーシング 30kHz
MIMO 4TRX, 4 DL ストリーム , 2 UL ストリーム
256 QAM UL&DL

アプリケーション

SR9860 5G gNB シミュレータ

  • 3GPP準拠のRFデザイン/テスト機能
  • 3GPP準拠の5G-NR L1-L3プロトコル試験機能
  • 5G-NR MACレイヤースループット試験
  • 3GPP準拠のX2インターフェースをサポートし、LTE – NRデュアルコネクティビティ機能試験およびパフォーマンス試験
  • 既存の8100試験システムからのアップグレードをサポート:エンドtoエンドサービス試験
    (測位技術、音声サービス品質、ビデオサービス品質等)