Virtual Instruments

ストレージ性能検証ソリューション「Load DynamiX」

Virtual Instrumentsはストレージシステムの性能検証ソリューションを 提供する業界のリーディングカンパニーです。Load DynamiX製品はほぼ全てのストレージベンダーに採用され、昨今はストレージのユーザであるIT企業での採用が急速に増えています。
Load DynamiXは高機能かつ高いワークロード(負荷)能力を持つジェネレータ、本番環境のワークロードを解析するモニタツールを提供します。これらのツールを使用し、本番環境と同等のワークロード試験、性能限界試験、自動ベンチマーク試験など、ユーザが必要とするあらゆる試験を実現します。

特長

Load DynamiXでは以下のテスト手法が可能!

アプリケーションを想定したテスト

ファイルサーバー、DB、メール、VDI…相当のワークロード
複合ワークロード

ワークロードモデリングテスト

本番環境のストレージワークロードを再現するテスト
マルチテナントの複合ワークロード

自動ベンチマークテスト

テストパラメータ設定。テスト実行、結果表示は自動

AFA/クラウド環境のストレージテストではより現実的なテストをする必要があります。
Load DynamiXでは以下のテストを実現します!!

プリテスト(全領域へのランダムデータ書込み)

AFAは書込み量が増えると性能が落ちる傾向がある

書込みデータの重複排除性/圧縮性テスト

アプリケーションにより顕著に異なる
性能へのインパクトをチェック

多くのボリュームでのテスト e.g. 32LUN

マルチテナントを想定
LUNが多いと性能が落ちることがある

LDXアプリケーションイグザンプルワークロードテスト

Oracle/Splunk/Exchange/Fileserver…のサンプルワークロード

ワークロードモデリング ※最も推奨するテスト手法

本番環境のワークロードをシミュレーション
Workload Sensor/Data Importer

仕様

■Load DynamiX Workload Generator

実環境のワークロードを再現 フレキシブルな I/Oアクセスパターンの設定
実環境を忠実に再現するためのメタデータのエミュレーション
複数のプロトコルで複数のシナリオを併用し、ハイパーバイザ、
アプリケーション、OSの振舞いをエミュレーション
キャッシュ、階層、重複排除機能の検証を行う
シナリオパッケージ搭載  
ストレージ プロトコル ファイル クライアント: SMB, 2.x, 3.x  MS-RPC, NFSv2, v3, v4.x
サーバー: CIFS/SMB, SMB 2.x, NFSv3
ブロック イニシエータ: iSCSI, Fibre Channel,FCoE, OpenStack Cinder
オブジェクト クライアント: HTTP, HTTPS, OpenStack Swift,
SNIA CDMI S3, Ceph
サーバー: HTTP, HTTPS
ネットワーク MAC, VLAN, DCB, IPv4, IPv6, TCP
FC, NPIV
ロードプロファイル 同接ユーザー、新規ユーザ/秒、アクション/秒、
ネットワークバンド幅、
TCPスループット
ワークロードの時間制御
数のユーザーによるワークロードを同時に発生
測定とレポート エラーログとデータの整合性を検証
コマンド毎のレスポンスタイムとエラーの統計
CSV形式でエクスポート
キャプチャ(PCAP)機能
レポート機能搭載
認証 NTLM, Kerberos, CHAP, Keystone
サイズ 2 RU  (438mm x 89mm x 724mm)
電源 1280W x2  冗長電源
AC入力 AC 入力:  100-240V, 9-3.5A, 50-60 Hz
動作温度 10-35°C
動作湿度 8-90% (結露なきこと)
重量 22.9kg

■Workload Sensor

サイズ 2RU (437mm x 89mm x 648mm)
電源 1100W x2 冗長電源
AC入力 100-240V, 12-6.5A, 50-60Hz
動作温度 10-35℃
動作湿度 8-90% 結露なきこと
重量 22.6KG

ラインアップ

■Load DynamiX Workload Generator

LoadDynamiXジェネレータ 性能
Load DynamiX 1G シリーズ
8 ポート x 1GE (RJ45) 
1ポート:1.9Gbps
8ポート:14Gbps
Load DynamiX 10Gシリーズ
2/4/8 ポート x 10GE (SFP+) 
1ポート:17.5Gbps
8ポート:140Gbps
Load DynamiX FCシリーズ
2/4/8ポート x 4/8/16G FC (SFP+) 
1ポート:23Gbps
8ポート:180Gbps
Load DynamiX Unified シリーズ
2 x 10GE + 2 x 4/8/16FC (SFP+)
4 x 10GE + 4 x 4/8/16 FC 
10G 1ポート:17.5Gbps
10G 4ポート:70Gbps
FC 1ポート:23Gbps
FC 4ポート:92Gbps
Load DynamiX Enterpriseシリーズ
最大で4 x 10GE, 最大で4 x FC 
10G 4ポート:70Gbps
FC 4ポート:92Gbps
LDX-Virtual+シリーズ
1G/10GE
1バーチャルポート:1Gbps

■Workload Sensor

Load DynamiXモニタ 対応プロトコル
Workload Sensor 10Gシリーズ
10GbE/8ポート
iSCI
(NFS/SMB/HTTP/HTTPs*)
*2016年Q3に対応
Workload Sensor FCシリーズ
FC(16/8/4G)/8ポート
FiberChannel
Workload Sensor Unifiedシリーズ
10GbE/4ポート,FC(16,8,4G)/8ポート
iSCI
(NFS/SMB/HTTP/HTTPs*)
*2016年Q3に対応

アプリケーション

Load DynamiXソフトウェア

  • LDX-E(Load DynamiX Enterprise)
    Load DynamiXのソリューションを制御する基盤ソフトウェアです。Web GUIで提供されます。
    Workload Sensor, Workload Data Importerの制御, Workload Models, Workload Tests, Iteration Suites , Testbed ,レポートなどのメニューがあります。
  • Workload Sensor/Workload Data Importer
    本番環境のワークロード情報を取得し、表示する製品、機能。
  • Workload Models
    アプリケーションを想定したワークロード・サンプルVDI, Oracle,SQL Server, Splunk,Exchange,File Server,Windows/Linux Server等
    FC,iSCSI,NFS,SMB,HTTP(S3,Swift,CDMI)のプロトコル・テンプレート
  • Workload tests
    ワークロード試験のパラメータ編集、試験実行
  • Iteration Suites
    Read/Write比などのパラメータを複数設定した自動繰返し試験
  • Report
    複数の試験をまとめてグラフ表示
  • TDE(Test Development Environment)
    ワークロード試験用のWindowsソフトウェアです。コマンドシーケンスやパラメータを詳細に設定可能で、性能試験、機能試験に使用できます。 TDEで作成したワークロードシナリオは、LDX-EのWorkload projectにエクスポートすることができます。新しいプロトコル(FCoEなど)は、まずTDEに実装され、その後LDX-E(Workload project)でサポートされます。

事例紹介

Use case1

LoadDynamiX_2.png

実環境のワークロードシミュレーション

ホスティングサービス、ドメイン配布サービスで世界No1の規模であるGo Daddy社はLoad DynamiXを採用しています。本番環境のワークロードモデリングを行い、新規ストレージの事前検証を行うようにした結果、性能問題はほぼ発生しなくなり、ストレージの購入コストを大幅に下げることに成功しました。

Load DynamiXによるワークロード設定

LoadDynamiX_3.png

LoadDynamiX_4.png

Load DynamiXはユーザの製品の実際のストレージと同等のストレスを生成することが可能。

Use case2

New York
Presbyterian
Hospital

LoadDynamiX_5.jpg

AFA(オールフラッシュアレイ)製品の選定

VDI用、データベース用のストレージ検証の為、Load DynamiXを使用。ワークロードの重複排除率を変更した検証を実施。重複排除が良く効くVDIにはVendorBが性能面で有利であることがわかった。逆に重複排除が効かないデータベース用にはVendorBが有利。

図_AFA(オールフラッシュアレイ)製品の選定

書込むデータの重複排除性によって、性能は大きく変化

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事前作業----------5日間 (オンサイト)----------テスト結果出力

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