SYNESIS
トラフィック解析/保存に関するFAQ
QSSS|保存したトレースファイルをOS経由で削除することが出来ない。
削除方法については下記資料にまとめておりますのでご参照ください。
QSSS| SYNESISで取得したデータをローカルPCへ移動する方法を教えてください。
トレースファイルをダウンロードする方法は、保存先フォルダにより異なります。
カスタムフォルダで任意のフォルダにトレースファイルを保存した場合はSSHでSYNESISへログイン後、SCPコマンドによりトレースファイルを移動してください。
ダウンロード方法 | ビルトインフォルダ | カスタムフォルダ |
---|---|---|
ブラウザ | 〇 | × |
SSH | 〇 | 〇 |
- [エージェント]>[Default Agent]>[レコード]タブへ移動します
- 取得するレコードのチェックボックスにチェックを入れて"トレースの保存"ボタンをクリックします
- [トレースの保存]画面でファイルの設定を入力して"トレースの保存"ボタンをクリックします
- [トレースファイル]タブへ移動します。ビルドインフォルダで保存した場合、[ビルトインファイル]タブへ移動します
- 保存処理が完了するとダウンロードとデコードが表示されます。ダウンロードをクリックすることでローカルPCへトレースファイルをダウンロードできます
QSSS| レコードをトレースファイルに保存する時、複数のファイルに分割されて生成されます。分割しないで生成できますか。
最大4096MBまでであれば、1つのファイルとして作成することが可能です。
ファイルの最大値を変更してファイル保存時に最大値までの範囲で任意のサイズをご指定ください。
- SYNESISへログイン後、画面右上部の歯車マーク>[トレースの保存]>[トレースファイルのサイズ]の順に移動します
- "編集"ボタンをクリックすると1-4096までMB単位でファイルサイズの最大値を指定できます
- "保存"ボタンをクリックして設定を保存します

QSSS| トレースファイルのデフォルトの保存先を教えてください。
トレースファイルの保存先はビルトインフォルダとカスタムフォルダの2種類があります。保存先はトレースファイルの保存の際に選択することが可能です。
ユーザ名がadminの場合、ビルトインフォルダの保存先ディレクトリは下記の通りです。
/pvc/data/databank/webcache/tracefile/admin
カスタムフォルダは任意のディレクトリを指定して保存することが可能です。

QSSS| スライスされたパケットをキャプチャした場合、解析結果はどのように計算されますか?
スライスされる前の値で計算されます。
スライスされたパケットをキャプチャした場合、解析結果はスライスされる前の値で計算されます。
QSSS| CIFSやNFSを使ってネットワーク上にのドライブにファイルを保存することは可能ですか?
ネットワーク上のドライブへの保存は正式にはサポートしておりません。
ただし、cifs-utilsはデフォルトでインストールされています。
パケットの取りこぼしや動作不良が生じた場合の保証ができませんので、この点をご留意の上ご利用をお願いします。
例として、以下にcifsでのマウント手順を記載します。
[手順1] マウント用のディレクトリを作成します
例)sudo mdkir /mnt/[ディレクトリ名]
[手順2] マウントしたい外部ネットワーク上のドライブを指定します
例)sudo mount -t cifs -o username=xxx,password=xxx [マウント対象のIPアドレスとパス]
cifsの使用方法はlinuxの機能であるため、詳細はお客様自身でご確認いただきますようお願いします。
QSSS| Synesis以外で取得したpcapファイルをSynesisのGUI上でデコードできますか?
バージョン3.5より可能です。手順は次の通りです。
Synesis GUIの[エージェント]>[トレースファイル]>[トレースバンカー]タブより、pcapファイルのアップロード・デコードが可能です。

QSSS| トレースファイルを保存するDatabank領域に空きがなくなった場合、Synesisの動作に影響はありますか?
キャプチャ動作および画面操作への影響はありません。しかしながら、領域が一杯のため、新規でトレースファイルを保存することはできなくなります。
QSSS| キャプチャや自動保存を行ないながら、任意のデータをトレースファイルに保存できますか?
キャプチャを停止している時と同じ操作方法で保存できます。
QSSS| Synesisで生成が可能なトレースファイルの種類を教えてください。
pcap、pcap(ナノ秒単位)、pcapngでの保存が可能です。