新しいバージョンの使用を開始される前の重要な注意事項
【Uila v5.0】

• 注意事項①
• 注意事項②
• 注意事項③
• v5.0の新機能＆v4.6との差分

注意事項①

Webブラウザに保持されている履歴データとの互換性を維持するには、以下の手順に従う必要があります。

• Google Chromeブラウザの場合
• Mozilla Firefoxブラウザの場合

Google Chromeブラウザの場合

1. ブラウザの設定に移動し、”プライバシーとセキュリティ” ⇒ ”サイトの設定”をクリックします。

   

2. “すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示”をクリックします。

   

3. “uila.com” ⇒ “データを削除”をクリックします。

   

4. ブラウザを終了して再起動します。

Mozilla Firefoxブラウザの場合

1. Firefoxメニューを開き、”オプション”をクリックします。

   

2. “プライバシーとセキュリティ”を選択し、”Cookieとサイトデータ”までスクロールして、[データを管理]をクリックします。

   

3. 検索バーにUila portalのURLを入力、サイトを選択し、”選択したサイトデータを削除”を選択して、”変更を保存”をクリックします。

   

4. すべてのUilaのタブを閉じて、Uilaポータルを再度開きます。

注意事項②

Uila Virtual Information Controller（vIC）に割り当てるリソースは監視対象のVM数により異なります。 監視対象のVM数ごとに必要なvICのメモリ数とメモリを増やす手順は以下の通りです。

∗1　Horizon VDIモニタリング オプション機能を使用する場合は8GBをさらに追加

1. vCenterからvICをシャットダウンします。

   

2. 設定を編集してメモリサイズを調整します。

   

3. vICをパワーオンします。

注意事項③

v4.0 をまたいだバージョン間でアップグレードする際の特記事項

v4.0以前のバージョンに関して、v4.1およびそれ以降のバージョンにアップグレードする際には、一旦v4.0へのアップグレードを実施いただいた後に、v4.5などのv4.1以降のバージョンにアップグレードする必要があります。
アップグレードを確実にスムーズに行うために、リモートでの支援を提供することも可能ですので、サポート窓口にお問い合わせください。

v4.0のバージョンアップファイルはこちら

お問合せ

v5.0の新機能＆v4.6との差分

• v5.0の新機能
• 機能強化
• v4.0をまたいだバージョン間でアップグレードする際の特記事項
• v4.6との差分

v5.0の新機能

• 集中化されたログ解析

  Uila uObserveを使用して、Windows (イベントおよび Active Directory)、IISサ ーバ、Zscaler、Cisco, Barracuda、F5、Checkpoint、JuniperなどおよびMicrosoft SQLサーバ、VMware Horizon、 IBM MQ、Oracle、Office365およびその他多くを含む複数のシステムからのログを特別な設定不要で関連付けおよび文脈化したものに対する、即席で自動化されたアクセスが行えるようになりました。ユーザーは、統合されたコンソールでインテリジェントなフルスタック・オブザーバビリティ・コンテキストを利用できるようになり、メトリクスとログデータを組み合わせることで、別のツールでログを調べてメトリクスデータと関連付ける必要なく、 ITチームの効率を向上させることができるようになりました。

  

  Uilaのログ解析でサポートされているすべてのモジュールのリストを入手するにはこちらをクリック :
  https://www.uila.com/download/document/508/Log Modules supported.pdf

  ユーザーは、トラブルシューティングとインフラストラクチャ管理を加速するために、ログ内で文脈に応じたクエリーとフィルタリングを実行することができます。ユーザーは、内部に組み込まれた 20のデフォルトのログフィルターから好きなものを選ぶことができます。

  

  もしくはこのカスタムウィザードを使用して、自分自身のカスタムフィルタを作成することもできます。

  

  

  ルールはサービスタイプ、イベントID、重大度、グループ、送信元やメッセージに対するルールでカスタマイズできます。

  

  デフォルトおよびログ解析用に作成したカスタム検索条件に対して、アラート通知を受けることもできます。

  

  履歴にアクセスして以前に使用したフィルタの中から好きなものを再度選択することが可能です。

  

  注意:
  • お住いの地域におけるログ解析のライセンスと価格の情報については、 Uila社の営業担当者または パートナーにお問い合わせください。
  • この機能の使用を開始する前に、ログ解析を含んだ新しいアーキテクチャの構成図をご参照ください:https://www.uila.com/products/how-it-works
  • この機能の使用を開始する前に、ログデータベースについての新しいシステム要件をご参照ください:https://www.uila.com/products/uila-system-requirements

機能強化

• ネットワークカンバセーションのトレンドチャート

  任意のネットワークカンバセーションの重要なネットワークメトリクスをトレンドチャートで可視化できるようになりました。

  

• サイバースレットのホワイトリスト化

  特別な場合において、組織がサイバースレットをホワイトリスト化したいことがあります。この新リリースでは、IPアドレス、名前、ポート、スレットタイプ、モデルなどに基づいてホワイトリスト化を行うことができるようになりました。この機能へは設定メニューのSecurity Configurationタブからアクセスできます。

  

  

• CSVレポートにGMT時刻が追加

  この新リリースでは、uObserveからエクスポートしたCSVにGMT時刻が追加されました。

  

• メールアラート通知内のトレンドツールチップ

  この新リリースでは、ツールチップ内でトレンド情報の実際の値可視化できるようになりました。メール内のトレンドチャートのバーにマウスをホバーするだけでこの機能を利用できます。

  

• サブネット情報の設定の集約

  この新リリースでは、リモートサイトのエンドユーザエクスペリエンス、ルーティングされたトラフィックの分析用のサブネット 、および物理デバイストラッキングのためのサブネット情報の設定を集約できるようになりました。サブネットは設定メニューのVICの設置から設定できます。設定後はすでに設定した情報をSubnet Configおよびユーザエクスペリエンス設定にインポートできます。

  

  

  

  

• VMごとの閾値設定の階層化

  この新リリースでは、フィルタしたVM群について閾値を設定できるようになりました。設定アラームの設置からアクセスできます。

  

  

  

  

v4.0をまたいだバージョン間でアップグレードする際の特記事項

v4.0以前のバージョンに関して、v4.1およびそれ以降のバージョンにアップグレードする際には、最初にUila vICをアップグレードし、その後でUMASをアップグレードする必要があります。
v4.0をまたいだバージョンビルドのアップグレードを試みる場合は、問題を避けるため、順序に注意する必要があります。もし問題にぶつかった場合は、vICを再起動してください。
アップグレードを確実にスムーズに行うために、リモートでの支援を提供することも可能ですので、サポート窓口にお問い合わせください。

v4.6との差分

【バグの修正】

1. マイグレーションレポートが機能しない
2. ユーザ定義アプリケーションが画面上で「Unknown」と表示される
3. メールによるアラートに軽微なアラートが含まれるが、レポート内のベースラインは違うレベルになっている
4. アラートメールに値が表示されない
5. SNMP設定にポート関連の設定がない
6. Nutanix環境でのWireahrkのサポート

【既知の問題】

• サブネット分析：特定の状況下で Conversation Table データと利用トレンドチャートが一致しないことがある
• Uila iSTs上のプロセスレベル監視が UilaのUI上で制御できず、コマンドラインインターフェースでの制御が回避策になる
• 統計マップでサービス名がアイコンの後ろに隠れてしまうことがある
• エンドユーザエクスペリエンスでサイト名がドロップダウンボックス内で途中までしか表示されないことがある
• UMAS ログを取得する際に、すべてのログがダウンロードされる前に他のページに切り替えた場合にエラーが表示されることがある。ダウンロードが完了するまで待つことが回避策となる
• ブックマークに画像が表示されないことがある
• Health Overviewレポートの月次スケジュールが失敗する
• アプリケーショントランザクションのエクスポートが2000件のみに制限される