新しいバージョンの使用を開始される前の重要な注意事項
【Uila v4.5】

• 注意事項①
• 注意事項②
• 注意事項③
• v4.5の新機能＆v4.1との差分

注意事項①

Webブラウザに保持されている履歴データとの互換性を維持するには、以下の手順に従う必要があります。

• Google Chromeブラウザの場合
• Mozilla Firefoxブラウザの場合

Google Chromeブラウザの場合

1. ブラウザの設定に移動し、”プライバシーとセキュリティ” ⇒ ”サイトの設定”をクリックします。

   

2. “すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示”をクリックします。

   

3. “uila.com” ⇒ “データを削除”をクリックします。

   

4. ブラウザを終了して再起動します。

Mozilla Firefoxブラウザの場合

1. Firefoxメニューを開き、”オプション”をクリックします。

   

2. “プライバシーとセキュリティ”を選択し、”Cookieとサイトデータ”までスクロールして、[データを管理]をクリックします。

   

3. 検索バーにUila portalのURLを入力、サイトを選択し、”選択したサイトデータを削除”を選択して、”変更を保存”をクリックします。

   

4. すべてのUilaのタブを閉じて、Uilaポータルを再度開きます。

注意事項②

Uila Virtual Information Controller（vIC）に割り当てるリソースは監視対象のVM数により異なります。 監視対象のVM数ごとに必要なvICのメモリ数とメモリを増やす手順は以下の通りです。

∗1　Horizon VDIモニタリング オプション機能を使用する場合は8GBをさらに追加

1. vCenterからvICをシャットダウンします。

   

2. 設定を編集してメモリサイズを調整します。

   

3. vICをパワーオンします。

注意事項③

v4.0 をまたいだバージョン間でアップグレードする際の特記事項

v4.0以前のバージョンに関して、v4.1およびそれ以降のバージョンにアップグレードする際には、一旦v4.0へのアップグレードを実施いただいた後に、v4.5などのv4.1以降のバージョンにアップグレードする必要があります。
アップグレードを確実にスムーズに行うために、リモートでの支援を提供することも可能ですので、サポート窓口にお問い合わせください。

v4.0のバージョンアップファイルはこちら

お問合せ

v4.5の新機能＆v4.1との差分

• v4.5の新機能
• 機能強化
• v4.1との差分

v4.5の新機能

• Nutanix AHVハイパーバイザのサポート

  Uila は Acropolis (AHV) ハイパーバイザが動作している Nutanix HCI について、Prism Central および Prism Element 環境のいずれもサポートするようになりました。Uila は下記の環境で検証済みです: 

  a. Prism Central pc.2021.8
  b. Prism Element AOS 5.20.X and AHV 20201105.20966

  統合されたビジビリティと Nutanix、VMware、Microsoft または任意のパブリ ッククラウドベンダのうち複数のアーキテクチャをサポートする環境全体への相関トラブルシュートをご利用いただけます。
  注: このバージョンでは Nutanix 向けにはセキュリティモジュール (Cyber Threat Module)とアプリケーショントランザクション解析機能はご利用できません。

• インテリジェントレメディエーション機能による IT オペレーションの自動化

  Uila は、問題を未然に防ぐと同時に、問題解決を効率的に行うための完全なコントロールを提供するためのインテリジェントアラートトリガーとマニュアル

  トリガーをサポートしました。このリリースを用いて、IT チームは障害解決のための火消しに時間を費やす代わりに、効率を改善し、ミッションクリティカルなタスクやプロジェクトにフォーカスすることができます。
  利用可能なアクションには、VM の電源オフ、VM のサスペンド、VM の電源オン、VDI ユーザのログオフ、VMware tools のアップデート、ゲスト OS の再起動、VDI デスクトップ上で動作しているプロセスをキルすることなどが含まれます。

  

  

  VDI デスクトップ上で動作しているプロセスをキルするために、それぞれの VDIユーザセッションのプロセスタブ内のアイコンを使用することができます。

  

  様々な画面上でノードをクリックしてアクションを開くことで、任意の VM のレメディエーションアクションにアクセスすることもできます。

  

  任意のアラームへの自動対応としてレメディエーションアクションを設定するには、”設定→アラームの設定”から割り当てます。

  

  全てのレメディエーションアクション (マニュアル、自動)は、設定のシステムログのセクションに記録されます。

  

• VDI ユーザのログオン履歴の可視化

  

  任意の VDI ユーザのセッションログインデータの直近 7 日間の履歴を可視化できるようになりました。下に示したユーザセッションの Logon Duration コラム内のアイコンをクリックしてこの情報にアクセスできます。

  

• 新しい VDI アラート

  ユーザログオン時間、デスクトッププロトコルのラウンドトリップタイムおよびパケットロスを含む環境に悪影響を及ぼす VDI の問題についてアラートを受け取れるようになりました。

  

  

• VDI デスクトップと Horizon コネクションサーバ間の接続ステータスの可視化

  重要な VDI デスクトップ VM と VMware Horizon コネクションサーバ間の接続ステータスを可視化できるようになりました。

  

機能強化

• アラームオーバービューのドーナツチャート

  アラームの概要をドーナツチャートで可視化できるようになりました。ドーナツチャートをクリックすると下の表のリストをフィルタできます。

  

• サービスグループが変更されたときに変更がそのサービスグループを使用している他のユーザにも適用されるように、複数のユーザ間でのサービスグループの同期がされるようになりました。同期を利用するにはグループがユーザから見えるようになっており、Public としてマークされている必要があります。

  

• Uila のシステムログは Web ポータル上で任意の設定変更がどのアカウントによって行われたかを追跡します。
• ユーザはアプリケーションをポート番号に加えて IP を用いて定義できます。この機能には、設定→VIC の構成からアクセスできます。

  

v4.1との差分

【バグの修正】

• ネットワーク RTT の値が 4.1 へのアップグレード後に急激に増大する
• UI 上の読み出し/書き込み遅延のデータがアラームメールや syslog と一致しない
• ストレージ解析の Capacity Usage 内で Usage Trending 列に奇妙な文字が表示される
• ディスクフルのアラートが期待されるよりも長い期間トリガされることがある
• 特殊な条件下で特定の Extreme スイッチモデルが識別できないことがある
• 非標準のゲスト OS では、特定の条件下で iST が正しく CPU とメモリステータ スを報告できないことがある

【既知の問題】

• サブネット分析：特定の状況下で Conversation Table データと利用トレンドチ ャートが一致しないことがある
• アクティブディレクトリ(AD)ユーザログインでは大文字と小文字が区別される
• Uila iSTs 上のプロセスレベル監視が Uila の UI 上で制御できず、コマンドラインインターフェースでの制御が回避策になる
• 特定の条件で NSX 環境下の VM と VM 間の会話が正しく報告されないことがある
• VDI デスクトップへの到達不能がトリガされないことがある
• ART を使用したトランザクションの検索が機能しない