新しいバージョンの使用を開始される前の重要な注意事項
【Uila v3.8】

【はじめに】

  • プロセス監視を有効にしている場合について認証情報の登録方法変更に伴い、3.3.0-xx以下のバージョンから3.6.0-xxにアップデートした場合プロセス管理を行うために設定した情報は引き継がれません。
    そのため、認証情報(ID&パスワード)について再設定が必要になります。
  • ブラウザとして、ChromeもしくはFirefoxをご利用ください。

注意事項①

Webブラウザに保持されている履歴データとの互換性を維持するには、以下の手順に従う必要があります。

Google Chromeブラウザの場合

  1. ブラウザの設定に移動し、”プライバシーとセキュリティ” ⇒ ”サイトの設定”をクリックします。

    ブラウザの設定に移動し、”プライバシーとセキュリティ” ⇒ ”サイトの設定”をクリックします。

  2. “すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示”をクリックします。

    “すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示”をクリックします。

  3. “uila.com” ⇒ “データを削除”をクリックします。

    “uila.com” ⇒ “データを削除”をクリックします。

  4. ブラウザを終了して再起動します。

Mozilla Firefoxブラウザの場合

  1. Firefoxメニューを開き、”オプション”をクリックします。

    Firefoxメニューを開き、”オプション”をクリックします。

  2. “プライバシーとセキュリティ”を選択し、”Cookieとサイトデータ”までスクロールして、[データを管理]をクリックします。

    “プライバシーとセキュリティ”を選択し、”Cookieとサイトデータ”までスクロールして、[データを管理]をクリックします。

  3. 検索バーにUila portalのURLを入力、サイトを選択し、”選択したサイトデータを削除”を選択して、”変更を保存”をクリックします。

    検索バーにUila portalのURLを入力、サイトを選択し、”選択したサイトデータを削除”を選択して、”変更を保存”をクリックします。

  4. すべてのUilaのタブを閉じて、Uilaポータルを再度開きます。

注意事項②

Uila Virtual Information Controller(vIC)の現在割り当てられているリソースに対して、追加4 GBメモリを割り当てることを強くお勧めします。
vICのメモリを増やす手順は以下の通りです。

  1. vCenterからvICをシャットダウンします。

    vCenterからvICをシャットダウンします。

  2. 設定を編集してメモリを4 GB増やします。

    設定を編集してメモリを4 GB増やします。

  3. vICをパワーオンします。

v3.8の新機能&v3.6との差分

v3.8の新機能

  • VDI セッション &プール情報

    本リリースでは, ユーザはセッションとプール・ファームの両方に追加 VDI パラメータへのアクセスが可能になります。

    a.セッション 機能強化

    ⅰ クライアントの情報 (マシン名、 IP アドレス)
    ⅱ ログオンの持続時間
    ⅲ プール またはファーム名
    ⅳ 使用中のプロトコル

    Uila v3.8 セッション 機能強化

  • プール情報

    ⅰ プール名
    ⅱ VM 数
    ⅲ CPU/メモリ/ネットワーク/ストレージのヘルス

    Uila v3.8 プール情報

  • 新しいUila アラート機能(SNMP MIB)

    Uila アラート用のSNMP MIB ファイルへのアクセスが必要な場合は、お手数で すが右記のメールアドレス宛にご連絡下さい。uila-support@toyo.co.jp

    Uila v3.8 新しいUila アラート機能(SNMP MIB)

  • サブネットネットワーク解析

    本リリースから、サブネット間でのトラフィックの可視化が可能になりました。ネットワ ークボトルネックの識別とそれらのConversation のトップトーカーを特定できます。また、使用傾向とサブネット内で行われたConversation の深い知見が得られます。

    全てのサブネット間のトラフィック解析にアクセスできます。

    Uila v3.8 サブネットネットワーク解析

    サブネット間の全体的なRTT、ならびにサブネット間の双方向通信に関するためのRetry、Fatal Retry、パケット、バイト、ゼロウィンドウを視覚化し、より深く掘り下げることができます。

    Uila v3.8 サブネット間の全体的なRTT、ならびにサブネット間の双方向通信に関するためのRetry、Fatal Retry、パケット、バイト、ゼロウィンドウを視覚化

    さらにサブネットに含まれるConversation の詳細とメトリックスを可視化できます。

    Uila v3.8 サブネットに含まれるConversation の詳細とメトリックスを可視化

    v3.6との差分

    【機能強化】

    • マルチ VMWare vCenter 構成

      この新リリースでは、複数の VMware vCenter の構成が単一で直感的な構成オプションで利用可能になりました。設定メニューにある VIC の設置タブからアクセス可能です。

      マルチ VMWare vCenter 構成

    • 新しいアプリケーションとプロトコルのサポート

      本リリースには、2Checkout(e-commerce、オンラインペイメント)、 BambooHR, Control-M (BMC のオーケストレーションソフトウェア)、Coursera、Go Daddy, Indeed.com、 ntermec Smart System (バーコードスキ ャン)、Spotify audio streams, MNDP プロトコル、xcloud などを含む 多くのアプリケーションとプロトコルの新しい分類が含まれます。

    【バグの修正】

    • ブックマークのロードに長時間かかることがある。
    • ストレージ解析:ストレージ解析から Stats Map へ移行すると、誤った VM に推移することがある。
    • トランザクション解析を有効にしたにもかかわらず、メッセージは“失敗”と表示される。
    • 統計ブラウザのドロップダウンメニュで名前が途切れることがある。
    • Active Directory(AD)連携では、OU パスの下の個々のユーザといっしょに、ユ ーザグループを取り込むことができない。

    【既知の問題】

    • 非永続型 Horizon 仮想デスクトップ VM に対する閾値調整を保持できない。
    • NSX-T3.0 以降では、ポートミラーセッションが作成できないことがある。
    • セキュリティモジュール(Cyber Threat Monitoring)とトランザクション解析を同時に有効にした場合、トランザクション解析が有効になりません。設定を1つずつ有効化することを推奨します。