新しいバージョンの使用を開始される前の重要な注意事項
【Uila v3.5】
【はじめに】
- プロセス監視を有効にしている場合について認証情報の登録方法変更に伴い、3.3.0-xx以下のバージョンから3.5.0-xxにアップデートした場合プロセス管理を行うために設定した情報は引き継がれません。
そのため、認証情報(ID&パスワード)について再設定が必要になります。 - ブラウザとして、ChromeもしくはFirefoxをご利用ください。
注意事項①
Webブラウザに保持されている履歴データとの互換性を維持するには、以下の手順に従う必要があります。
Google Chromeブラウザの場合
- ブラウザの設定に移動し、”プライバシーとセキュリティ” ⇒ ”サイトの設定”をクリックします。
- “すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示”をクリックします。
- “uila.com” ⇒ “データを削除”をクリックします。
- ブラウザを終了して再起動します。
Mozilla Firefoxブラウザの場合
- Firefoxメニューを開き、”オプション”をクリックします。
- “プライバシーとセキュリティ”を選択し、”Cookieとサイトデータ”までスクロールして、[データを管理]をクリックします。
- 検索バーにUila portalのURLを入力、サイトを選択し、”選択したサイトデータを削除”を選択して、”変更を保存”をクリックします。
- すべてのUilaのタブを閉じて、Uilaポータルを再度開きます。
注意事項②
Uila Virtual Information Controller(vIC)の現在割り当てられているリソースに対して、追加4 GBメモリを割り当てることを強くお勧めします。
vICのメモリを増やす手順は以下の通りです。
- vCenterからvICをシャットダウンします。
- 設定を編集してメモリを4 GB増やします。
- vICをパワーオンします。
v3.5の新機能&v3.4との差分
v3.5の新機能
- VMware Horizon VDIユーザーセッションの可視化
VMware Horizonとの統合により、ユーザーはHorizon 7.xの個々のVDIセッションを可視化して、エンドユーザーレベルでのトラブルシューティングを迅速化します。問題が個々のエンドユーザーまたはユーザーグループにあるかどうかを簡単に可視化できるようになります。
ユーザーは、ユーザー名、関連する仮想デスクトップVM、セッションの開始時間、プールまたはファームの情報などを可視化できます。
また、関連する仮想デスクトップVMの場合、ユーザーは関連するアラーム、カンバーセーション、インフラストラクチャリソース、使用中のアプリケーション、およびプロセス情報を可視化できます。 - ネットワークデバイスダッシュボード
ネットワークデバイスに焦点を当てた新しいダッシュボードが追加されました。 このダッシュボードでは、ダウンしているネットワークデバイスポートのリストに加えて、[ネットワークデバイス]画面から「お気に入り」としてマークされたポートのメトリックが表示されますスターボタンをクリックすると、ポートを「お気に入り」に追加できます。
v3.4との差分
【機能強化】
- サービスグルーピングの強化
新しいサービスグループの作成が1つのメニューに統合されました。 - サーバーダウンアラーム通知
ネットワークデバイスに焦点を当てた新しいダッシュボードが追加されました。 このダッシュボードでは、ダウンしているネットワークデバイスポートのリストに加えて、[ネットワークデバイス]画面から「お気に入り」としてマークされたポートのメトリックが表示されますスターボタンをクリックすると、ポートを「お気に入り」に追加できます。 - ネットワーク分析とストレージ分析のノード制限によるフィルタリング
ユーザーは、ネットワークおよびストレージ分析で表示できるノード数をフィルターできるようになりました。
選択肢には、100ノード、200ノードおよびすべてのノードが含まれます。Nノードは、ネットワーク分析ページのトラフィック量とストレージ分析のIOPSに依存します。 - vSphere Virtual Volumes(vVol)のサポート
このリリースでは、vVolデータストアと仮想マシンのモニタリングを可能にするvSphere Virtual Volumes(vVol)サポートが追加されました。
これで、vVolストレージ環境内のボトルネックを示すレイテンシとIOPSを特定できます。 - 複数VMにしきい値を適用
アラートのしきい値を複数のVMに同時に適用できるようになりました。 - ディスク使用量に個別のしきい値を適用
ストレージ分析のディスク使用量に個別のしきい値を適用できるようになりました。
【バグの修正】
- トランザクション分析用のOracleDBおよびMySQLメタデータを修正しました。
- UMASが最新のCentOSで動作するようになりました。
- 特定条件でシステムが誤ったホストメモリ使用量をレポートすることを修正しました。
- 特定のアプリケーションおよびプロトコル分類の改善。
- Fatal retryと仮想パケットドロップの問題で、マイナー-1表示を修正しました。
- スケジュールレポートをクリックすると複数のレポートが生成される問題を修正しました。
【既知の問題】
- 特定の状況で、vST構成がUIで失われることがあります。
- レポートのスケジュールを変更すると、UMASディスクがいっぱいになる場合があります。
- vST Configurationページが「ホストの1行」と「ホストの複数行」の間でフリップします。
- マルチデータセンタの設定で、vSTに複数インターフェースがある場合、2番目と3番目のインターフェースが非アクティブとして表示されます。
- 接続問題からの復旧後、特定の状況でvSANストレージの統計が復元されません。
- PDFレポートが大きくなりすぎて、電子メールで配信できない場合があります。
- Uila vICのvMotionが原因で、一部のデータ損失が発生する可能性があります。
- VMリソースレポートは、マルチティアサービスグループでは機能しません。