新しいバージョンの使用を開始される前の重要な注意事項
【Uila v3.4】
【はじめに】
- プロセス監視を有効にしている場合について認証情報の登録方法変更に伴い、3.3.0-xx以下のバージョンから3.4.0-xxにアップデートした場合プロセス管理を行うために設定した情報は引き継がれません。
そのため、認証情報(ID&パスワード)について再設定が必要になります。 - ブラウザとして、Chromeをご利用ください。
注意事項①
Webブラウザに保持されている履歴データとの互換性を維持するには、以下の手順に従う必要があります。
Google Chromeブラウザの場合
- ブラウザの設定に移動し、”プライバシーとセキュリティ” ⇒ ”サイトの設定”をクリックします。
- “すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示”をクリックします。
- “uila.com” ⇒ “データを削除”をクリックします。
- ブラウザを終了して再起動します。
Mozilla Firefoxブラウザの場合
- Firefoxメニューを開き、”オプション”をクリックします。
- “プライバシーとセキュリティ”を選択し、”Cookieとサイトデータ”までスクロールして、[データを管理]をクリックします。
- 検索バーにUila portalのURLを入力、サイトを選択し、”選択したサイトデータを削除”を選択して、”変更を保存”をクリックします。
- すべてのUilaのタブを閉じて、Uilaポータルを再度開きます。
注意事項②
Uila Virtual Information Controller(vIC)の現在割り当てられているリソースに対して、追加4 GBメモリを割り当てることを強くお勧めします。
vICのメモリを増やす手順は以下の通りです。
- vCenterからvICをシャットダウンします。
- 設定を編集してメモリを4 GB増やします。
- vICをパワーオンします。
v3.4の新機能&v3.3との差分
v3.4の新機能
- サーバ(VM)ダウンステータスの視覚化
ユーザは、環境内のすべてのダウンしたサーバを視覚化できるようになりました。この情報は、ダッシュボードのオプションのウィジェットとして追加でき、詳細はダッシュボードをクリックするだけで取得できます。 ウィジェットには、サーバ名と最後に表示された時間が一覧表示されます。 - Citrix®環境用のVDI Application Dependency Mapping自動生成
Citrix XenDesktopユーザの場合、シンクライアント、VDIデスクトップ、およびコネクションサーバ、ドメインコントローラーなどの重要なインフラストラクチャコンポーネントを含む、VDI環境全体のさまざまなレイヤを表示できるアプリケーション依存マップを自動的に生成します。 自動生成されたマップにより、UilaユーザはVDI環境のボトルネックを自動的にハイライトできるようになります。 - Oracle、MS-SQLなど主要データベースアプリケーション向けエンドツーエンド依存関係の自動マッピング
VDIと同様に、Uilaユーザはデータベースアプリケーションの依存マップを自動的に生成できるようになります。 - 無応答アプリケーショントランザクションに関するアラート
不正なクエリまたは異常なクエリに応答がない場合に、アプリケーションが停滞する可能性がある状況を特定できるようになります。 - 複数の物理サーバの同時モニタリング
ユーザは、簡単に物理サーバモニタリングの設定を行い、「サーバモニタリング」メニューから、そのステータスをモニタリングできるようになりました。設定の一部として、ユーザは動的に更新される識別サーバのリストをモニタする、もしくはリストからサーバを手動で選択するオプションがあります。サーバのモニタ内容については、サーバのアップ/ダウンステータス、もしくはシステムおよびプロセスレベルのCPU、メモリ、ストレージリソースのメトリックを収集するオプションがあります。 - マルチティアアプリケーショングルーピング
ユーザは重要なアプリケーションのサービスグループを[サービスグループ]メニューから作成し、[マルチティアルールによる新しいグループ]ボタンを選択することで、モニタリングを簡単に設定できるようになります。選択したアプリケーションを実行している全てのサーバを自動的に含めるか、手動でサーバを選択するかのオプションがあります。最初の追加で、Uilaは1層としてサーバを左側(クライアント)に追加します。 - 複数のサーバでプロセスモニタリングを有効にする
ユーザは、複数のサーバで同時にプロセスレベルのモニタリングを有効にできます。サーバモニタリング設定でログイン資格情報を入力するだけです。 - アラート通知の絞り込みと柔軟な宛先指定
アラート通知の数を減らすために、2つの変更を行いました。
①同じサーバ上の通知は、15分間のアラーム生成ウィンドウ内で1つの通知にまとめられます。
②サービスグループ/ VM、アプリ、ポートグループなどの様々な種類のアラートに対して、それぞれ異なる通知先を指定できるようになります。 - サポートされる新しいアプリケーションとプロトコル
このリリースには、Google Messages、Google Pay、Wireguard VPN、Ethereumなど、35を超える新しいアプリケーションとプロトコルの分類のサポートが含まれています。
https://www.uila.com/resources/documentationからサポートされているリストにアクセスしてください。 - アプリケーション内でレポートを開かずにダウンロード
このリリースでは、UI上でレポートを開かなくても、Uilaレポートをダウンロードできます。
v3.3との差分
【バグの修正】
- アプリケーショントランザクション分析のOracle DBおよびMySQLメタデータの問題を修正しました。
- UMASは最新のCentOSバージョンで動作するようになりました。
- 特定条件でシステムが誤ったホストメモリ使用量をレポートすることを修正しました。
- ソリューションがFatal retryと仮想パケットドロップ情報を取得できなかった場合に、-1として結果が表示される問題を修正しました。
- スケジュールレポートをクリックすると複数のレポートが生成される問題を修正しました。
【既知の問題】
- 特定の状況で、vST構成がUIで失われることがあります。
- レポートのスケジュールを変更すると、UMASディスクがいっぱいになる場合があります。
- vST Configurationページが「ホストの1行」と「ホストの複数行」の間でフリップします。
- マルチデータセンタの設定で、vSTに複数インターフェースがある場合、2番目と3番目のインターフェースが非アクティブとして表示されます。
- 接続問題からの復旧後、特定の状況でvSANストレージの統計が復元されません。
- PDFレポートが大きくなりすぎて、電子メールで配信できない場合があります。