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東京、大阪iBwave社セミナーツアー 大盛況にて閉幕
「Wi-Fiと5G、IoT無線の設計ポイントと屋内無線の3D評価手法」
2018年11月27日(東京)、29日(大阪)の両日 iBwave社Director, Research and Development、Vladan Jevremovic博士によるセミナーツアーが開催されました。
事前登録制の各会場は、東京(定員70名)・大阪(定員30名)ともにキャンセル待ちがでるほどの盛況ぶりでした。 本セミナーをレポート形式で紹介します。

セッション①:「5Gの屋内無線設計」

モバイルキャリア各社が正式な5G事業者としての免許獲得を目指す中、既に5Gの様々な利用シチュエーションが考えられています。5Gでは建物素材や形状によって電波の複雑な反射・回折・透過が混在するため、屋内利用を検討する場合これらを無視することはできません。
米国ではミリ波のサービスが一部都市先行で始まっており、日本のモバイルキャリアも注目している技術のひとつとなります。
ミリ波の利用自体は新しい技術ではありませんが、Sub-6GHz帯との特性の違いも交えて詳しく解説を行いました。今後のモバイルキャリアの戦略に注目が集まりそうです。

セッション②:「IoT無線の設計手法」

IoTで使用される無線技術は数多く存在します。LoRa、BlueTooth、ZigBee、Wi-Fiそして5Gです。これらの利用はほぼ屋内と言っていいでしょう。セミナー内では最近勢いのある物流業界の倉庫や器材が多く存在する生産工場について解説しました。
環境の共通点は、金属体が多く存在することです。棚や重機リフト、ベルトコンベアなどがそれに当たります。また、資材や物流在庫なども多く存在し、IoT無線通信にとってはやっかいな存在となっています。それらの無線遮蔽体や反射体に対する無線設計とはどのようなものでしょうか。
実例をもとに、iBwave社が提供する無線伝搬設計シミュレーションツール「iBwaveDesign」にて、その影響度や解決策を見せてくれました。

セッション③:「スタジアムWi-Fiの設計手法」

来年、再来年と日本では大きなイベントが待っています。それに伴い、各スタジアムやコンベンションセンターではWi-Fi設備の拡充が進められています。 オフィスビルとは異なり、外部ノイズや他社無線設備との干渉など、100以上にのぼるアクセスポイントを通信サービスの品質を落とさずに、どのように配置すべきか解説しました。
近年ではロシアのサッカー大会のスタジアムでもiBwave社が提供する無線伝搬設計シミュレーションツール「iBwaveDesign」が利用されていますが、各国で開催されたオリンピックでも実績を積んでいます。
アンテナの角度、外部ノイズの影響そして人間そのものが無線伝搬に及ぼす影響も独自のアルゴリズムをもとに計算し、精度の高いW-Fi設計を行います。

全体セッションの感想:

各セッション終了後、参加者からは多数の質問や議論が交わされ、本分野への興味深さが伺えました。来年はラグビーの世界大会、2年後には東京オリンピックを控え、各社様々な課題をクリアするために、本セミナーに参加しています。
東陽テクニカ 情報通信システムソリューション部iBwave社無線設計製品担当の竹野氏は「従来の無線サーベイツールだけでは、手戻りが多く、特にスタジアムやIoT無線が使用される工場・倉庫内では、アクセスポイントの数も100以上になり、事前設計シミュレーション無しでは対応は不可能」と話しています。日本では海外に比べ、フリーWi-Fiなどの普及も遅れてる状況だが、その背景には「見えないもの」への設計、設置、運用へのスキル不足も垣間見えます。
iBwave社が提供する「iBwave Wi-Fi」「iBwave Mobile」では、独自のアルゴリズムによる建物素材の反射や屈折、透過などシミュレーションし、電波伝搬のカバー範囲を電波強度はもちろん集約人数や使用されるアプリケーションを意識して事前に設計シミュレーションが可能になる。実際の現場での無線サーベイも行うことができ、こちらの測定情報も設計シミュレーションに反映することができます。
■本セミナーに関するお問い合わせ先:
株式会社東陽テクニカ 情報通信システムソリューション部  担当者 竹野 浩二まで
TEL:03-3245-1250(直通)          E-mail:ibwave-sales@toyo.co.jp
<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、昭和28年の設立時より「技術と情報」をキーワードに日本の技術発展に寄与することを使命として、主として最先端の 「測るツール」 を 欧米の電子計測器メーカーより輸入し、日本の研究・開発者に提供してきました。さらに、「電子技術センター」における修理、校正、技術サポートや自社製品の開発、「テクノロジーインターフェースセンター」で行う お客様向けの各種セミナー、トレーニングなどの取組みは、460名を超える全従業員の約8割を占めるエンジニアの技術力に裏付けられています。東陽テクニカはこれからも「“はかる”技術で未来を創る」のスローガンのもと、「テクノロジーインターフェース」の使命を果たすべく努力してまいります。
・東陽テクニカ 情報通信システムソリューション部Webサイト:https://www.toyo.co.jp/ict
<iBwave社について>
設立:2003年、本社:カナダ モントリオール、社員数:約140名。
沿革:2003年 携帯/モバイルネットワークの環境構築支援ツール取り扱い開始。2015年 Wi-Fiネットワークの環境構築支援ツールの取り扱い開始。
屋内におけるモバイル通信品質を向上させるためにビル内などに基地局やアンテナを設置する、いわゆる分散アンテナシステム(Distributed Antenna Systems)の設計構築支援ツールのマーケットリーダー。
https://www.toyo.co.jp/ict/products/list/contents_type=2716
<講師プロフィール>
Vladan Jevremovic, Ph.D.
Director, Research and Development
iBwave Solutions Inc.

アメリカ コロラド州立大学ボルダー校にて博士号を取得。
専門は無線通信工学で、研究開発及び戦略・技術コンサルタントとして20年以上のキャリアを持つ。15年以上に渡り屋内無線構築を主導、2009年からはiBwave Solutions社にて現職。
同社ではRF伝搬シミュレーション及び最適化アルゴリズムの首席設計者であり、同アルゴリズムは屋内RF設計・プランニングツールに採用されています。
また、同社から提供される技術コース(iCP: iBwave Certification Program)の開発を担当。加えて、関連業界のカンファレンスにてRF伝搬・キャパシティに関する講演を頻繁に行っています。

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