コンパクトアンテナテストレンジ(CATR)
新製品
「コンパクトアンテナテストレンジ」はオフィス環境にも設置できるコンパクトなアンテナ評価環境です。
電波暗箱にパラボラ反射鏡を設置することで球面波を平面波に変換し、Massive MIMO機能を持つ5Gデバイスのアンテナ評価に、従来百メートル以上を要した環境を数メートルで作り出すことができる、低コストで省スペースな評価環境です。テストゾーンが短距離になることで評価前の調整・準備も簡単になり、オフィス環境などアクセスの良い場所に設置すれば、すぐに5Gデバイスのアンテナ評価を実施することができます。また、環境がコントロールされた室内で試験を実施するため、再現性の高い測定が可能です。
特長
「コンパクトアンテナテストレンジ」の主な特長
- 指向性の強い大口径アンテナを評価するための小型の電波暗箱
- 3GPP規格で採用された5G試験環境
- 数メートルの電波暗室内で、遠方界を作り出すことが可能
- 再現性の高い測定が可能
- オフィス環境に設置可能なサイズ(1.8m×2.5m×2.0m (D×W×H))