東陽テクニカ

マイクロ波プリアンプ TPAシリーズ

TPA シリーズ プリアンプは1GHz を超えるEMI 測定で要求される高ゲイン、低ノイズフィギュアを実現しました。計測室内に設置しても充分な感度でEMI 計測を行うことが出来ます。また小型な為、電波暗室内ピットや受信アンテナ直下にも設置可能です。

特長

CISPR(国際無線障害特別委員会)、米国FCC規則、米軍MIL規格では、1GHz以上の周波数帯域に対して許容値および測定法が定められています。この1GHz以上の周波数を測定する場合、スペクトラムアナライザの雑音指数が大きく、ホーンアンテナのゲインが低いために規定の許容値を満足しているかどうかを確認することができない場合があります。そのような場合には、TPAシリーズ プリアンプをホーンアンテナとスペクトラムアナライザの間に挿入することによって妨害信号レベルを増幅して、確認することができます。
TPAシリーズ プリアンプは、以下のような特徴を持っています。

  • 高いゲイン。
  • 低い雑音指数。
  • 良好な入出力のVSWR(電圧定在波)。
  • 大型ヒートシンクによる排熱。
  • ACアダプタにより、簡単に電源供給可能。
  • 小型化により、床ピット内でも据置可能。

仕様