東陽テクニカ

近接照射イミュニティ試験システム ISO11452-9

近接照射イミュニティ試験システムは、無線機及び携帯送信機等より発生する電磁界を擬似的に発生させ、これらに対するイミュニティ試験を行うシステムです。
各周波数に対応したアンテナ(モービルアンテナ、ヘリカルアンテナ、スリーブアンテナ等)をEUT の近接に設置し、数百V/m の強電界を印加します。
試験方法は、自動車メーカにて規定される無線機・携帯電話アンテナ近接照射試験や、携帯送信機に対する耐性試験に準拠しており、キャリブレーション機能により規定の電界強度が得られるアンテナ入力電力を決定し、その電力が得られる様に信号発生器を制御します。2012年に新しい国際規格ISO11452-9,2012が発行され、欧米日の3メーカで使用されているアンテナが推奨されています

特長

  • 自動車メーカ規定の無線機・携帯電話アンテナ近接照射試験/携帯送信機に対する耐性試験に準拠(擬似送信機を準備)
  • 事前キャリブレーション機能にて規定電界に対する電力を測定
  • 置換法及び閉ループ制御法によるイミュニティ試験
  • ウィザード形式の試験結果のレポート出力
  • 試験前のアンプヒートラン機能
  • 新規格ISO11452-9,2012に対応

スリーブアンテナ

モノポールアンテナ

ハンディアンテナ

バイコニカルアンテナ