FAQ

TIPS、使い方のコツ

ハードウェア

ID.

Q. Decoupling Clampはどのような場合に使用するのでしょうか

A.


Decoupling Clamp (例:AMETEK社製KEMA801A、FCC社製F-203I-A-DCN-23mm、等)は、IEC61000-4-6規格で規定されているDecoupling Networkとして使用されます。
以下に使用例を示します。
 

アース線と電源線(3線)を持つEUTと電源線(3線)を持つAEが通信線で接続されています。アース線への妨害注入にはCDN-M1、電源線(3線)への妨害注入にはCDN-M3、通信線への妨害注入にはEM Clampをそれぞれ使用する場合を考えます。
この時、EUTへの妨害注入は以下の3通りで行います。Decoupling Clampは、このうち[2. CDN-M1から注入]と[3. CDN-M3から注入]の場合に、通信線のDecouplingに使用します。

1. EM Clampから注入
2. CDN-M1から注入
3. CDN-M3から注入

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