FAQ
TIPS、使い方のコツ
ハードウェア
ID.
Q. [アンテナ] ETS-Lindgren社製3301C型アクティブロッドアンテナのアンテナファクタに[All switches in the OFF position], [Switch "10dB Attenuator" in the ON position]等の記載があります。どのファクタを使用すればよろしいでしょうか。
A.
3301C型アクティブロッドアンテナは内蔵DIPスイッチにより、以下の設定のON/OFFを切り替えられます。
各設定の状態でのアンテナファクタがそれぞれ提供されておりますので、本体の設定に応じたアンテナファクタを使用して下さい。
・内蔵10dBアッテネータ
・内蔵30dBアッテネータ
・1.9 kHz Low frequency roll off
・22 kHz Low frequency roll off
例えば、以下のような場合に設定を切り替えて使用します。
- 最高感度の状態で測定するため、DIPスイッチをAll OFFとして使用する(多くの場合はこの設定でご使用頂いております)
- 測定対象外の低い周波数にアクティブロッドアンテナの内蔵プリアンプの飽和につながるような大きなレベルの信号がある場合、Low frequency roll offをONに設定する
- 測定対象内の周波数にアクティブロッドアンテナの内蔵プリアンプの飽和につながるような大きなレベルの信号がある場合、内蔵アッテネータをONに設定する
内蔵DIPスイッチの設定確認方法は以下の通りです。(*1)
- 本体のパワースイッチをOFF/CHG位置に切り替えます。
- モノポールエレメントとカウンターポイズを取り外します。
- 本体へ接続されているケーブルを全て取り外します。
- 本体を裏返し、下面を上に向けて平らな場所に配置します。
- プラスドライバーを使用して下面の外周付近にある8箇所のネジを外します。下面の蓋を取り外して内部のボードを露出させます。
- DIPスイッチの設定を確認または変更します。
- 蓋を取付、ネジを締め直します。ネジの締め過ぎに注意して下さい。
- 取り外したエレメントやケーブルを再び取付けます。
*1 詳細な手順については、製品のマニュアルを参照して下さい。