FAQ
TIPS、使い方のコツ
イミュニティソフトウェア(IM5、VI5)
ID.
Q. 電界プローブのファクタの入力方法
A.
イミュニティソフトウェアにおいて電界プローブのファクタを入力、更新する際には、校正証明書を準備し、"Correction Factor"という校正項目が記載されたページを開きます。
"Correction Factor"が単位なし(またはLinear)で記載されている場合
ソフトウェアへ入力する前に、計算機(エクセル、電卓など)を用いて単位変換をします。
X、Y、Z、AVG、それぞれの項目について、20×log(Correction Factor)を算出してください。
(例)Correction Factorが1.18の場合、20×log(1.18)=1.44となります。
※1つの周波数に複数レベルで校正したCorrection Factorがある場合、任意のCorrection Factorを選択してください。
ソフトウェアを起動し、[環境設定]-[機器]を選択します。機器設定の画面が表示されますので、[電界強度計]のタブ開き、[ファクタ]を選択します。
ファクタの入力画面が表示されますので下記の通り入力します。
ファクタ(X軸)[dB] -> Xの計算値を入力
ファクタ(Y軸)[dB] -> Yの計算値を入力
ファクタ(Z軸)[dB] -> Zの計算値を入力
ファクタ(全軸)[dB] -> AVGの計算値を入力
エクセルを用いて計算した場合、ソフトウェアへコピーペーストが可能です。
複数の電界プローブを使用している場合、[Ch.2]以降のタブを開き、入力します。
入力後はソフトウェアを再起動し、入力した値が反映されているか確認してください。
"Correction Factor"がdB単位で記載されている場合
Correction Factorの値をそのままソフトウェアへ入力します。
ソフトウェアを起動し、[環境設定]-[機器]を選択します。機器設定の画面が表示されますので、[電界強度計]のタブ開き、[ファクタ]を選択します。
ファクタの入力画面が表示されますので下記の通り入力します。
ファクタ(X軸)[dB] -> XのCorrection Factor(dB)を入力
ファクタ(Y軸)[dB] -> YのCorrection Factor(dB)を入力
ファクタ(Z軸)[dB] -> ZのCorrection Factor(dB)を入力
ファクタ(全軸)[dB] -> AVGのCorrection Factor(dB)を入力
※各軸のCorrection Factorが記載されていない場合、0を入力してください。
複数の電界プローブを使用している場合、[Ch.2]以降のタブを開き、入力します。
入力後はソフトウェアを再起動し、入力した値が反映されているか確認してください。