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第8号

特集
おなじみの装置、ここまで進化しています。

2013.03発行

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特集記事

第8号 おなじみの装置、ここまで進化しています。 紹介

今回ご紹介します、SEM(走査電子顕微鏡)、硬度計、そしてX線CT、何れもその商品名からは新しいものは感じられないことでしょう。ずいぶん前からそのような装置は使われており、今さら紹介されるまでもないとお思いになられるかもしれません。しかし、最新のそれらは、昨日まで見ていたものとは全く違う世界を見せてくれます。
昔もテレビでスポーツ中継を楽しめました。選手の姿、動きを正しく伝えてくれました。その情報は、その範囲で真実でした。最新のテレビ放送は、スポーツ選手の動きを高速、高精細な超スローモーション映像で提供します。そこには、選手の決定的瞬間の高度なテクニックのすべてが映し出されています。全く新しい真実がそこにはあります。圧倒的な情報量の差があります。決して新しい装置ではないSEM、硬度計、X線CTについても、これと同様のことが言えます。
先端産業分野での材料分析、品質評価でのニーズに応えるこれらの装置の、知っているようで実は知らない、進歩した最新のレベルをご紹介いたします。

監修者紹介

株式会社東陽テクニカ 常務取締役

小浜 民和

1972年東陽テクニカ入社。一貫して計測器営業に従事。半導体、磁性体、超伝導体など材料・デバイス特性測定の分野が長い。