NETSCOUT nGeniusONE 導入事例

ネットワークのブラックボックス化に挑む
秋田ケーブルテレビが実現した、感覚から数値へ、事後対応から予兆検知への転換

株式会社秋田ケーブルテレビ様

伊藤 匠太 氏|東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー【公式】

株式会社 秋田ケーブルテレビ
テクニカルクリエイト本部
マネージャー 兼 IT・サイバーセキュリティ推進室 室長
伊藤 匠太 氏

島田 恵太 氏|東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー【公式】

株式会社 秋田ケーブルテレビ
テクニカルクリエイト本部
シニアエンジニア
島田 恵太 氏

安部 達也 氏|東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー【公式】

株式会社 秋田ケーブルテレビ
テクニカルクリエイト本部
シニアエンジニア
安部 達也 氏

佐々木 崇 氏|東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー【公式】

ネットスカウトシステムズ
SEディレクター
セキュリティエバンジェリスト
佐々木 崇 氏

永井 宏宜 氏|東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー【公式】

株式会社東陽テクニカ
セキュリティ&ラボカンパニー
営業グループ カンパニーVP
永井 宏宜 氏

株式会社秋田ケーブルテレビ(CNA)様 基本情報

事業内容 ケーブルテレビ・インターネット・固定電話サービス
本社所在地 〒332-0012 秋田市八橋南一丁目1-3
創立 1984年
社員数 単独103名
グループ全体172名
(2025年3月31日現在)
URL https://www.cna.ne.jp/

課題

  • 予期せぬ障害では発生時のデータが得られず事象収束後の原因究明が困難
  • 顧客からの不具合報告がなければ問題に気づきにくい

導入効果

  • 数値的な客観的判断でデータドリブンな意思決定へとシフト
  • 予兆検知によるプロアクティブな対応を実現
  • 全社的な運用体制の構築

ー 背景 ー
予期せぬ障害発生、事象収束後の原因究明が困難に

秋田ケーブルテレビ(略称CNA)は、秋田県秋田市を中心に、ケーブルテレビ、インターネット、固定電話といった多様なサービスを展開する総合メディア企業である。放送・通信事業の基盤を支える重要インフラの運用・保守を行うほか、自治体向けのソリューション提案・構築など多岐にわたる事業を手がける。また、秋田と渋谷をつなぐコンセプトショップの運営や、物販・コンテンツ事業の海外展開など、地域発の先進的な取り組みにも注力している。

同社のテクニカルクリエイト本部は、顧客に提供する主要3サービス(放送、通信、電話)の安定稼働と、社内ネットワークの運用・保守を担っている。マネージャー 兼 IT・サイバーセキュリティ推進室 室長 伊藤 匠太 氏は「重要インフラを担う通信事業者として、ネットワーク品質の維持、向上は重要なテーマだと考えています」と話す。しかし、これまで同社は、サービス障害発生時のトラブルシューティングに課題を抱えていた。

CNAテクニカルクリエイト本部 シニアエンジニア 島田恵太 氏は「これまでは、お客様からの問い合わせやネットワーク機器のアラートで障害を把握することが多く、特に突発的な不具合では原因特定が難しい状況でした」と説明する。

同じくシニアエンジニアの安部達也 氏も「不具合の連絡を受けて現地に駆けつけても、すでに事象が収束してしまうことがよくあり、その場でパケットキャプチャをしても発生時のデータが得られず、根本原因の特定が困難でした」と振り返る。

また、ローカルでパケットキャプチャを行うと、ハードディスクの容量がすぐに一杯になってしまうという問題も発生していた。根本原因が不明なままでは、ベンダーへの問い合わせにも時間がかかり、再発防止策を講じることも難しかった。また、顧客からの不具合報告がなければ問題に気づきにくいという状況も、サービス品質を維持する上で大きな課題となっていた。

ー 選定経緯 ー
パケットを効率的に分析する手軽さと、東陽テクニカの専門性を評価

こうした課題を解決するため、同社は受動的な対応からの脱却を目指し、通信のモニタリングと予兆分析によるプロアクティブな運用に舵を切ることを決断した。そして、ネットワーク全体を常時可視化し、異常を早期に検知できるツールの導入を検討する中で出会ったのが、東陽テクニカが提案するネットスカウトシステムズの「nGeniusONE」であった。

「nGeniusONEは、すでに当社が導入していたネットスカウトシステムズ製のネットワーク製品と親和性が高く、既存資産を有効活用できる拡張性が魅力でした」と安部氏は話す。また、島田氏も「複数のデータパケットをコンパクトなファイルに集約して保存し、それをリアルタイムで分析できるという点が非常に魅力的でした」と述べる。これにより、事象が収束してしまった後でも、過去のデータに遡って分析することが可能だ。膨大なデータを効率的に処理し、必要な情報だけを抽出できるという「nGeniusONE」の機能が、同社が運用に求める要件に合致したのだ。

さらに、製品の選択にあたっては、東陽テクニカの技術力とサポート体制も重要なポイントとなった。PoC(概念実証)期間中、東陽テクニカは迅速に環境構築を支援。秋田ケーブルテレビ側の担当者の稼働負荷は最小限に抑えられた。また、レポートの作成方法や分析のノウハウについて、専門知識がない担当者にも分かりやすく丁寧にレクチャーが行われた。

「パケット解析の手法について、とても分かりやすく説明していただきました。専門用語を並べるだけでなく、我々がどのように活用できるかという視点で話をしてくれたので、導入後のイメージが明確になりました」と伊藤氏も評価している。こうした手厚いサポート体制は、製品導入後のスムーズな運用開始を確実なものにした。

ー 導入効果 ー
数値に基づく客観的な判断と、全社的な運用体制の構築

「nGeni usONE」の導入後、同社の運用体制は大きく変化した。まず1つめのポイントは「通信の可視化による客観的な判断が可能になった」点である。

「これまでは、ネットワークの状態を『なんだか遅いな』とか『不安定だな』といった感覚でしか捉えられませんでした。しかし、導入後はDNSやDHCPのレスポンスタイムといった品質指標が数値として可視化され、客観的なデータに基づいて判断できるようになりました」と安部氏は語る。これにより、感覚的な対応から、データドリブンな意思決定へとシフトすることができた。

2つめのポイントは・・・

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