ONLINE SEMINER
電気化学におけるインピーダンス測定法と解析法
講師:東京理科大学 板垣 昌幸 教授
日時:2020年11月27日(金) 13:00~17:00
\ オンラインセミナー会場入り口はこちらから /
禁止事項・注意事項
- ・セミナー画面をスクリーンショットやカメラ撮影、
録音することはご遠慮ください - ・開催風景を弊社の許可なく
SNSやHPへ投稿することはご遠慮ください - ・上記禁止事項に該当する対応が発見された場合、
然るべき処理を取らせていただきます - ・Remoバーチャル空間では
ChromeもしくはFirefoxでの動作環境が必要となります - ・Remoバーチャル空間には入場時に
ご登録いただいたお名前・ご所属が表示されます - ・参加時に発生した通信トラブルは
ご自身でご対応ください
参考文献
- 電気化学インピーダンス法 第2 版,板垣昌幸,丸善出版
- K. S. Cole, R. H. Cole, J. Chem. Phys., 9 (1941) 341.
- M. Sugiyama, H. Sakakura, S. W. Chang, M. Itagaki, Electrochim. Acta, 131 (2014) 236.
- M. Itagaki, N. Kobari, S. Yotsuda, K. Watanabe, S. Kinoshita, M. Ue, J. Power Sources, 135 (2004) 255.
- Z. B. Stoynov, B. S. Savoa-Stoynov, J. Electroanal. Chem., 183 (1985) 133.
- M. Itagaki, A. Taya, K. Watanabe, Electrochemistry, 68 (2000) 596.
- M. Itagaki, A. Taya, K. Watanabe, Electrochemistry, 70 (2002) 779.
- M. Itagaki, K. Honda, Y. Hoshi, I. Shitanda, J. Electroanal. Chem., 737 (2015) 78.
製品紹介
東陽テクニカ社製
高温/低温・高周波インピーダンス測定システム
4990EDMS-120K
4990EDMS-120Kは、東陽テクニカが自社開発(特許取得)した 世界初の全固体電池向けの高周波インピーダンス測定システムです。
Bio-Logic社製
電気化学測定システム
Bio-Logic社の電気化学測定システムは、ポテンショスタットボードの増設(最大16ch) および電流ブースター、微小電流モジュール、アナログランプジェネレータ等の各種オプションの追加が可能です。
Bio-Logic社製
BCS-8XXシリーズ
モジュール式充放電測定システム
BCS-8XXシリーズは、150mA(BCS-805)、1.5A(BCS-810)、 15A(BCS-815)の3種類のモジュールから選択でき、 1台のPCから複数モジュールの制御ができる充放電装置です。
NOVONIX社製
UHPCシリーズ
精密充放電評価システム
UHPCシリーズは、精密充放電試験(Ultra High Precision Coulometry)の略称で、 カナダDalhousie大学のProf. Jeff Dahnが考案した リチウムイオン電池の寿命評価のための測定技術です。
Scribner Associates社製
580型 充放電測定システム(8ch)
580型は、3極式セルの制御に対応した1A出力の充放電装置です。最小レンジは10μAを装備し、CV制御時も自動電流レンジ切替により安定した電流測定ができます。
東陽テクニカ社製
マテリアルインピーダンスアナライザ
MIA-5M
マテリアルインピーダンスアナライザ MIA-5Mは、最大1TΩと高抵抗測定が可能なため錯体・トナー・有機半導体など様々なアプリケーションに適用できます。
技術資料
電気化学測定
リチウムイオン電池のインピーダンス測定 EC-Lab®ソフトウェアの測定条件最適化
ユーザがEC-Lab®ソフトウェアで良好な測定結果を得ることをサポートすることです。そのために、いくつかの重要なポイント(接続方法、ケーブル長、実験条件など)の詳細を以下に記載します。
電気化学測定
EC-Lab®EIS信頼性評価(quality indicator): THD、NSD、NSR
EISは、ある状態の電気化学系の研究において、界面で起こる反応の性質を理解するために使用される有効な測定手法であり、電位または電流の正弦波を印加することで得られる測定系の線形応答解析により求められます。 上記で定義したEISを使用するには、研究対象となる反応系について様々な要件を満たす必要があります。
電気化学測定
誘電率 概説
誘電率とは物質の分極のしやすさ(電気を蓄えられる大きさ)の指標で、コンデンサ用材料や絶縁体の性能評価において一つの指標となります。誘電率を測定することは、誘電体・絶縁体の特性を評価する上で大変重要な情報となるため、誘電率を計測する装置は汎用的に使用されます。
電気化学測定
固体電解質における交流インピーダンス測定について
固体電解質とは、電子ではなく、Li+、Na+や、F-、Cl-などのイオンを通じる固体を指し、水や溶媒を全く含んでいないものです。普通の“円筒型乾電池”は実は“湿電池”であり、その中に含まれる電解質は塩とのりを水で練ったものが用いられています。
電気化学測定
電気化学インピーダンス測定の原理
スマートフォンや携帯電話をご使用の際、バッテリー寿命に不満を感じている方はいらっしゃいませんか? 現在、スマートフォン、太陽光発電システム、電気自動車、ハイブリッド自動車に搭載されるバッテリーのさらなる高性能化が急速に求められています。これらに搭載されるバッテリーを精度良く評価解析するために、電気化学インピーダンス測定法は欠くことのできない技術です。ここでは、電気化学インピーダンス測定の原理を紹介します。
電気化学測定
電圧降下が存在する場合の腐食電流測定における誤差
電気化学測定に対する電圧降下の影響は、アプリケーションノート27で説明しています。本書では、電圧降下が存在するときに腐食電流が測定された場合に発生する誤差を示します。