VIAVI Solutions Inc.社 Vertex最新製品情報 & 最新ソフトウェア
最新製品情報
Vertex 新RFモジュール

VIAVI社製RFチャネルエミュレータ「Vertex」は、セルラー通信、Wi-Fi、衛星通信、防衛分野向けの試験に対応する、業界でも特に柔軟性の高いRFチャネルエミュレーションプラットフォームです。6G、Wi-Fi 7/8、ISAC (Integrated Sensing and Communications)、さらに防衛関連システムの開発では、実環境を高精度かつ再現性高く模擬できる試験環境が不可欠となりますが、そのような要求に応える新しいRFモジュールをリリースしました。
主な特長
- 5G-Advanced / 6G評価に対応
FR1周波数帯を最大7.125GHzまでサポート
将来の6G評価に向けた高度なチャネルエミュレーションを提供
実環境に近い無線伝搬条件を再現可能 - Wi-Fi 7 / Wi-Fi 8評価をサポート
4096-QAMに対応
Wi-Fi 7/8で求められる高スループット・高効率通信の評価が可能
最新無線LANチップセット、アクセスポイント、端末の開発・認証試験に最適 - FR3 (センチ波) 対応
新製品FR3 Frequency Converter (後述) により、FR3評価を実現
FR1からFR3まで単一のテスト環境でカバー
5G Advancedから将来の6Gまで継続的な評価環境を提供
想定用途
- Wi-Fi 7/8 チップセット・アクセスポイント・端末評価
対象: Wi-Fiチップセットベンダー、端末メーカー (2x2~8x8 MIMO)
Wi-Fi 7/8の評価では、320MHz帯域幅と4096-QAMを同時に実現できる試験環境が求められます。Vertexは、帯域幅を制限したり、複数回の試験に分割したりすることなく、1つのフェージング環境でこれらの要件をネイティブにサポートします。これにより、試験機の制約を気にすることなく、認証試験や性能評価を効率的に実施できます。 - 6G FR3 (センチ波) セルラー評価
対象: チップセットベンダー、通信機器メーカー (モジュールあたり4x4 MIMO)
無線通信市場がFR1からFR3へと移行し、7.125GHzから23.6GHzまでの高周波数帯の活用が進む中、評価環境にも同様の拡張性が求められています。FR3 Frequency Converterは、既存のVertexプラットフォームをそのまま活用しながら、FR3帯域全体へ対応範囲を拡張します。
FR3周波数帯 (最大23.6GHz) に対応
モジュールあたり1GHzの瞬時帯域幅を実現
FR1からFR3まで統一された試験環境を提供
既存の試験ワークフローを変更することなく運用可能
これにより、5G Advancedから将来の6G開発までを見据えた評価環境を構築できます。 - Sub 7GHz帯とセンチ波帯の統合評価
対象: チップセットベンダー、研究機関
5GHz帯、6GHz帯のWi-Fi 7/8に加え、将来の6G FR3帯域まで対応するチップセット評価では、周波数帯ごとに異なる試験システムを使用すると、評価効率や結果の整合性に課題が生じます。
Vertex RFモジュールとFR3 Frequency Converterを組み合わせることで、
Sub 7GHz帯からFR3帯までを単一プラットフォームで評価
ソフトウェア設定のみで周波数帯を切り替え可能
テスト環境の再構築を最小化
評価サイクルを短縮
全周波数帯域で一貫した測定結果を取得
といったメリットを実現します。
主な仕様/比較
| 項目 | 新 | 従来 |
|---|---|---|
| ポート数 | 8 | 4 |
| 周波数 | 100MHz – 7.125GHz | 30MHz – 5.9GHz |
| バンド幅 | 400MHz | 200MHz |
| 最大入力レベル | +35dBm | +30dBm |
| 最小出力レベル | -130dBm | -110dBm |
| ノイズ | -170dBm | -165dBm |
| 変調 | 4096QAM | 1024QAM |
新ハードウェア FR3 MIMO Converter

FR3 MIMO Converterは、4.9~20GHzのFR3帯に対応した高性能アップ/ダウンコンバータであり、最大16×16 MIMO、1GHz広帯域、TDD/FDD両対応を実現しています。5G Advancedから6Gに向けた無線評価環境を効率的に構築でき、VIAVI社製UEシミュレータTM500やRFチャネルエミュレータVertex製品と組み合わせることで高度な無線通信試験を実施できます。
主な特長
- FR3周波数 (4.9~20GHz) 対応
- 20GHz - 23.6GHzモジュールも利用可能
- 広帯域幅1GHz対応
- 最大4つの4x4 Component Carrierサポート
- TDD/FDD両方式対応
- 最大16x16 MIMO構成まで拡張可能
- 卓上設置および19インチラック搭載に対応
- VIAVI TM500およびVertex製品とシームレスに連携可能
想定用途
- 5G Advanced端末評価
- 6G無線技術研究
- Massive MIMO評価
- RF性能評価・測定
- ネットワークエミュレータとの接続試験
- FR3帯基地局/端末開発環境構築
導入メリット
- 5G/6G開発・評価環境を実現
FR3帯域を活用した5G Advancedおよび6Gの研究開発、性能評価、相互接続試験に対応します。 - 高い拡張性
標準で4×4 MIMO構成を搭載し、オプションにより最大16×16 MIMOまで拡張できるため、大規模MIMO評価にも対応可能です。 - 広帯域対応
1GHzの帯域幅に対応しており、将来の6Gで求められる広帯域通信評価にも活用できます。
主な仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| RF周波数範囲 | 4.9-20GHz (20-23.6GHz利用可能) |
| 帯域幅 | 1GHz |
| チャネル数 | 4Tx/4Rx (1モジュール) 16Tx/16Rx (最大4モジュール) |
| IF周波数 | 1.0-2.7GHz (バンド依存) |
| Duplex方式 | TDD / FDD |
| 最大CC数 x バンド幅 | 最大4CC × 100MHz |
インターフェース
- RFポート
K型 (2.92mm) コネクタ
4系統 RFポート - IFポート
SMAコネクタ
Tx/Rx各4系統 (計8ポート) - その他
10MHz外部基準入力
外部LO入力/出力
LANポート
最新ソフトウェア情報
- Vertexソフトウェア最新版6.01リリース
新モジュール対応
新ハードウェア FR3 MIMO Converter対応