車載ソフトウェア開発を改革するトップに聞く!
クルマ×ITの品質を高めるために、今そして未来に必要なこと

株式会社デンソー 技監 電子プラットフォーム担当 村山 浩之 氏
株式会社東陽テクニカ 取締役 小野寺 充

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目次
  1. 1台の車には約1億行のソースコードが搭載されている
  2. センスを養うためには、距離感のある仕事を経験させることも重要
  3. 開発支援ツールには、「可視化」と「自動化」という大きく二つの役割がある

1台の車には約1億行のソースコードが搭載されている

小野寺 充(以下、小野寺):本日は、長年、組み込みソフトウェアの開発に携わってこられたご経験を含め、お話をお聞かせいただければと思います。最初に、村山様のご経歴を教えていただけますでしょうか。

村山 浩之氏(以下、村山):1980年にデンソーへ入社して以来、最初の15年間は、さまざまな製品のソフトウェア開発を担当しました。その後の約20年間は、製品開発を離れ、二つの「ぜんしゃ」、すなわち「全社」ならび「全車」共通で利用するソフトウェア開発のための電子プラットフォームの構築に取り組んできました。

小野寺:電子プラットフォームの構築とは?

プ ロフィー ル

株式会社デンソー 技監

村山 浩之

1980年日本電装(株)(現(株)デンソー)に入社。幅広く電子システムの企画・研究開発・製品設計に従事した後、1996年プロジェクトを立ち上げ、車載ソフトウェア開発の改革活動を開始。
以後一貫して、車載ソフトウェア開発の全社横断活動や自動車業界における標準化活動を推進。 2001年ソフトウェア基盤開発室長、2008年電子プラットフォーム開発部長、同年常務役員を経て、 2012年技監に就任、現在に至る。
※所属・役職は取材当時のものです