日本における自動運転の現状とこれから
── 5Gに期待すること

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) 自動運転 プログラムディレクター(PD) 葛巻 清吾 氏
株式会社東陽テクニカ 取締役 小野寺 充

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目次
  1. “技術ありき”ではなく社会ニーズを起点とすること
  2. 5Gは自動運転に何をもたらすのか

自動運転の世界でも、5Gは大きな役割を担うことになると期待されています。国も自動運転の進展には力を入れており、科学技術イノベーション実現のために創設された国家プロジェクトである内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)において、省庁や企業の枠を越えた研究開発が続けられています。そこでSIPの自動運転プログラムディレクターを務める葛巻清吾氏に、我が国における自動運転の取り組み状況や、5Gへの期待などについてお話を伺いました。

“技術ありき”ではなく社会ニーズを起点とすること

小野寺:CASE(Connected、Autonomous、Shared/Service、Electric)という言葉が自動車業界のトレンドです。「A」の自動運転の技術開発の現状について教えていただけますか。

プロフィール

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) 自動運転 プログラムディレクター(PD)

葛巻 清吾

1985 年トヨタ自動車に入社。ボデー設計部に配属。2003年から車両安全の機能主査として技術企画・開発を担当。2019年1月からはフェローに就任し、安全技術企画、法規渉外、法規認証、知的財産部門を担当。内閣府の進めるSIP自動走行システムでは2016年4月からPD(Program Director)、2018年からは第2 期SIP自動運転のPDとしてプロジェクトを推進。