「5G」が日本に大きなチャンスをもたらす!
──NTTドコモと2,600社のパートナーがチャレンジする5Gイノベーション

慶應義塾大学教授 慶應義塾先端科学技術研究センター所長 山中 直明 氏
株式会社NTTドコモ 執行役員 5Gイノベーション推進室室長 中村 武宏 氏
株式会社グッド・ニュースアンドカンパニーズ 代表取締役 崔 真淑 氏(エコノミスト)

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目次
  1. なぜ5Gが求められ、5Gで何が変わるのか
  2. Win-Winを目指すドコモの5Gパートナー戦略
  3. 社会課題の解決を目指す5Gイノベーション
  4. “海で泳いでいない”サーファーは5Gの波には乗れない

2020年に国内でのサービス開始が予定されている5G(第5世代移動通信システム)は、企業のビジネスや人々の生活に大きなインパクトを与えると言われています。この5Gの開発には、移動通信事業者だけではなく、さまざまな業界が連携して取り組んでいることから、幅広い分野での利用が想定されています。そこで、5Gによってどんなサービスが生み出され、日本の未来にどのような影響をもたらすのかなどについて、主要プレイヤーや識者の方々を招いて議論を繰り広げていただきました。

※本座談会は、2019年7月23日 慶應義塾大学三田キャンパスにおいて行われました。

なぜ5Gが求められ、5Gで何が変わるのか

山中:東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020 年中には、国内で5Gのサービスを利用できるようになると言われています。ではそもそもこの「5G」という高速移動通信の技術がなぜ必要で、既存の「4G/LTE」では困難だったどのような新たな用途が想定されているのか、国内最大の移動通信事業者として改めてご説明ください。

中村:そもそも移動通信の高速大容量化や多様化というのは社会的なニーズとして高まっていて、速やかにそうしたニーズに対応しなければならないというのが、5Gの開発が進められている背景です。

プロフィール

株式会社NTTドコモ
執行役員 5Gイノベーション推進室室長

中村 武宏

1990年横浜国立大学修士卒。1990年NTT入社。1992年よりNTT DOCOMOにてW-CDMA、HSPA、LTE/LTE-Advanced、5GおよびConnected Carの研究開発および標準化に従事。現在、株式会社NTTドコモ執行役員、5Gイノベーション推進室室長。1997年より国際標準化に参加。現在、5Gモバイル推進フォーラム企画委員会委員長代理。1999年より、3GPPでの標準化に参加。2005-2013年3GPP TSG-RAN副議長および議長を歴任。

株式会社グッド・ニュースアンドカンパニーズ 代表取締役

崔 真淑

エコノミスト。一橋大学大学院博士後期課程在籍。株式会社グッド・ニュースアンドカンパニーズ代表取締役。株式会社 シーボン社外取締役。昭和女子大学研究員。東京証券取引所特任講師。専門はコーポレート・ファイナンス、ガバナンスで、デジタル社会での企業意思決定の変革に関心を持つ。テレビ東京、NHK、BSスカパー!、日経CNBC『崔真淑のサイ視点』等のレギュラー番組で経済解説を行う。

慶應義塾大学教授 慶應義塾先端科学技術研究センター所長

山中 直明

1983年慶應義塾大学理工学研究科修士課程修了、NTT入社、以降NTTネットワークサービス研究所特別研究員等を歴任。2000年米国電気学会(IEEE)日本人最年少フェロー。2004年より慶應義塾大学理工学部教授。以降、光ネットワーク、エネルギーネットワーク、自動運転の研究に従事。理工学部産学連携拠点の慶應義塾先端科学研究センター所長を務める。