水産業における近年の技術向上とその利用

水産研究・教育機構 水産技術研究所 今泉 智人

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目次
  1. はじめに
  2. モニタリング技術の発展
  3. センシングの高度化
  4. おわりに

はじめに

はじめに

水産資源、つまり「魚がどのくらいの量いるか」を遠隔的に把握する手法があれば、どんなによいでしょうか。具体的には、「いつ、どこに、どんな種類でどのくらいの大きさの魚が、何匹いるか」といったところです。このことは、裏を返せば予測にもつながるため、「明日、ここに網を仕掛ければ、いくらの儲けになる」とか「今週は、価格が安い小さな魚しか出ないから、網の修理をしよう」と予定を立てることが、漁師の判断でできるかもしれません。これらは水産資源の「自主的な」利用・管理につながると考えられます。