検索とフィルタ
ファイル、チェンジリスト、ワークスペース、ブランチマッピング、ストリーム、ジョブ、ラベルは、フィルタを使用して検索できます。それぞれ独自のフィルタ手順がありますが、多くの検察ツールやフィルタツールは共有しています。これらのツールについて以下に説明します。
ディポまたはワークスペースのファイルを検索する
ディポまたはワークスペースのファイルを検索する手順は以下のとおりです。
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[検索] > [ファイルを検索]に移動します。右側のパネルに[ファイルを検索]タブが表示されます。
- 右パネルの[ファイルを検索]タブの[この中を検索]で、検索対象のディレクトリパスを入力します。[ツリー]パネルの[ディポ]ツリーまたは[ワークスペース]ツリーから、ファイルパスをドラッグアンドドロップすることができます。
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以下のいずれかの検索条件を入力します。
- [以下のどれかと名前が一致]で演算子([含む]、[等しい]、[この文字で始まる]、[この文字で終わる])を選択し、ファイル名のすべてまたは一部を入力します。名前に一致させる行は複数追加できます。
- [サブミット日付またはチェンジリスト]に日付、チェンジリスト、または日付かチェンジリストの範囲を入力します。
- [削除されたディポファイルを含める]を選択します。
- [検索で大文字小文字を無視]を選択します。
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[検索]をクリックします。
検索結果パネルでファイルをクリックし、ファイルの詳細情報を表示します。
アクティブなタブのファイル、フォルダ、項目を検索する
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[検索] > [検索]をクリックするか、「+F」(Windowsの場合)または「+F」(Macの場合)を入力します。[検索]ダイアログが表示されます。
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[検索]ダイアログに検索語句を入力します。
[語全体のみを照合]を選択していない場合は、語句の一部を入力して検索できます。異なるタブで検索するには、[検索]ダイアログを閉じて新しいタブに移動し、[検索]ダイアログを再び開いて検索する必要があります。
フィルタを使用して仕様を検索する
フィルタを使用して、特定のラベル、サブミット済みチェンジリスト、作業中チェンジリスト、ワークスペースなどを検索することができます。これらの項目を「仕様」と呼ぶ場合もあります。
一部のフィールドは[フィルタ]パネルを手動で拡張しないと表示されない場合があります。
ほとんどの仕様タイプのフィルタ条件を入力する手順は以下のとおりです。
- [仕様]タブ(サブミット済み、ジョブ、ラベルなど)の上部パネルで、フィルタを非表示にする三角形「
」をクリックしてフィルタパネルを展開します。
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適切なフィールドにフィルタ条件を入力します。
以下のボタンを使用してフィルタ行を追加または削除します。
- 条件を追加するには、プラスボタン
をクリックします。
- 条件を削除するには、マイナスボタン
をクリックします。
- 条件を追加するには、プラスボタン
フィルタは保存して再利用できます。また、[検索]メニューから検索を開始し、保存済みフィルタを選択することもできます。
各仕様タイプを検索してフィルタする方法の詳細については、以下を参照してください。
- チェンジリストの場合: ファイルをチェックインする
- ワークスペースの場合: ワークスペースを作成および管理する
- ブランチマッピングの場合: ブランチマッピングを管理する
- ストリームの場合: ストリームグラフを使用する
- ジョブの場合: ジョブを管理する
- ラベルの場合: ラベルを管理する
フィルタを使用してディポビューとワークスペースビューをカスタマイズする
ディポビューとワークスペースビューにフィルタを適用して、特定のファイルやフォルダの表示と非表示を切り替えることができます。
ツリービューをカスタマイズするには、以下の手順を実行します。
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以下のいずれかを実行します。
- [検索] > [ディポをフィルタリング]または[ワークスペースをフィルタリング]をクリックします。
- [ディポ]タブまたは[ワークスペース]タブで、フィルタアイコン(
)をクリックします。
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以下に示すいずれかのオプションを選択します。
オプション 説明 ディポツリー 削除されたディポファイルを表示 最新リビジョンでディポから削除されたファイルを表示するには、このオプションを選択します。 削除されたディポファイルを非表示 最新リビジョンでディポから削除されたファイルを非表示にするには、このオプションを選択します。 ワークスペースビューに制限されているツリー ワークスペース内で定義されているフォルダとファイルのみを表示するには、このオプションを選択します。 ディポ全体のツリー ディポツリー全体を表示するには、このオプションを選択します。 ディポツリーに制限されているツリー(<選択された値>) ディポタイプのリストを表示するには、このオプションを選択します。リスト内でディポタイプを選択すると、そのディポタイプ(ローカル、ストリーム、仕様、リモート)が表示されます。デフォルトでは、P4Vによってディポツリー全体が表示されます([ディポ全体のツリー])。 ストリームタイプに制限されているツリー ディポタイプとして[ディポ全体のツリー]または[ストリーム]が選択されている場合のみ、このオプションを使用することができます。このオプションをクリックしてストリームタイプのリストを開き、表示するストリームタイプ(メインライン、開発、リリース、タスク)を選択します。選択項目をクリアする場合は、[フィルタなし]を選択します。このオプションを選択すると、ストリーム仕様に関連付けられていないディレクトリも表示されることに注意してください。すべてのストリームタイプを表示し、ストリーム仕様に関連付けられていないディレクトリを非表示にするには、[すべてのタイプ]を選択します。 フォルダのフィルタを使用しない フォルダフィルタをクリアするには、このオプションを選択します(ブックマークを選択している場合にのみ、このオプションが表示されます)。 <path to bookmarked folder> ブックマークフォルダとそのサブフォルダのみをディポツリーに表示するには、このオプションを選択します。 ワークスペースツリー ディポにないファイルを表示 ディポ内には存在せず、ワークスペース内にのみ存在するファイルを表示するには、このオプションを選択します。 ディポにないファイルを非表示 ディポ内に存在しないファイルを非表示にするには、このオプションを選択します。 ディポにないファイルのみを表示 ディポ内に存在しないファイルのみを表示するには、このオプションを選択します。 隠されたファイルを表示 非表示ファイルを表示するには、このオプションを選択します。 隠されたファイルを表示しない 非表示ファイルをそのまま非表示にするには、このオプションを選択します。 コンピュータ全体 コンピュータのフォルダ階層全体を表示するには、このオプションを選択します。 ワークスペースルート ワークスペースルートのみを表示するには、このオプションを選択します。 ツリービューが更新され、選択内容がビューに反映されます。
フィルタを保存および再利用する
フィルタを保存する手順は以下のとおりです。
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以下のいずれかを実行して、[フィルタを追加]ダイアログを開きます。
- [フィルタ]パネルで[保存済みフィルタを適用]アイコン
をクリックし、[フィルタを保存]を選択します。
- [検索]メニューに移動し、[<仕様タイプ>フィルタを保存]を選択します。
- [フィルタ]パネルで[保存済みフィルタを適用]アイコン
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[<仕様タイプ>フィルタを追加]ダイアログで、保存するフィルタの名前と保存先フォルダの場所を入力します。
- [OK]をクリックして保存します。
保存済みフィルタを適用する手順は以下のとおりです。
- [フィルタ]パネルで、[保存済みフィルタを適用]アイコン
をクリックするか、[検索]メニューに移動して目的のフィルタタイプを選択します。
- リストからフィルタを選択します。
保存済みフィルタを管理する手順は以下のとおりです。
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以下のいずれかを実行して、[フィルタを管理]ダイアログを開きます。
- [フィルタ]パネルで[保存済みフィルタを適用]アイコン
をクリックし、[フィルタを管理]を選択します。
- [検索]メニューに移動し、[<仕様タイプ>フィルタを管理]を選択します。
- [フィルタ]パネルで[保存済みフィルタを適用]アイコン
- [フィルタを管理]ダイアログで、フィルタとフォルダの追加、削除、移動を行い、保存されているファイルを整理します。
- ダイアログを閉じて変更を保存します。
フィルタをクリアする手順は以下のとおりです。
- フィルタをクリアするには、[フィルタをクリア]アイコン
をクリックするか、[検索]メニューに移動して[<仕様タイプ>フィルタをクリア]を選択します。
ファイルパスを使用してフィルタする
特定のファイルに関連付けられているジョブ、チェンジリスト、ラベルを表示するには、タブの[フィルタ]パネルの[以下のファイルパスのどれかと一致するファイル]にファイルパスを入力するか、[ファイルパスビルダー]を使用します。ディポまたはワークスペースのどちらかのファイルパスを入力できます。
ファイルパスを[以下のファイルパスのどれかと一致するファイル]フィールドに直接入力するには、以下に示すいずれかの操作を実行します。
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Helixサーバの標準のファイルパス構文(
//depot/folder/folder/filename
or//depot/folder/...
)を使用する。Helixサーバの標準ワイルドカード(*、...)とリビジョン指定子(@、#)を使用することができます。
ワイルドカードとリビジョン指定子の詳細については、Helix Coreサーバユーザーガイドの「P4コマンドを実行する」を参照してください。
- [ディポ]ツリーまたは[ワークスペース]ツリーから目的のフィールドに、ファイルパスをドラッグアンドドロップする。
- ドロップダウン矢印をクリックし、最新のファイルパスを表示して選択します。
ファイルパスを構築する手順は以下のとおりです。
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[ファイルパスを構築]
アイコンをクリックし、[ファイルパスビルダー]を開きます。
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以下に示すいずれかの項目を選択するか、これらの項目を組み合わせて選択することにより、ファイルパスを作成します。
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ディポまたはワークスペース内のフォルダパス。
[表示]をクリックし、ディポツリーとワークスペースツリーを表示してパスを選択します。
- ファイル名またはファイル名の一部([含む]、[等しい]、[この文字で終わる]、[この文字で始まる]を使用)
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リビジョン範囲:
- すべてのリビジョン。
- 特定のリビジョン番号で開始または終了しているリビジョン、チェンジリスト番号、ラベル、ワークスペース、または日付/時刻。
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2つのリビジョン間のリビジョン範囲(リビジョン番号、チェンジリスト、ラベル、ワークスペース、日付/時刻)。
チェンジリスト、ラベル、ワークスペースは参照できます。
値を入力または選択すると、[パスのプレビュー:]フィールドにファイルパスが表示されます。
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[OK]をクリックします。
構築したファイルパスが[以下のファイルパスのどれかと一致するファイル:]フィールドに表示されます。
検索条件に一致するすべての結果が下の検索結果ウィンドウに表示されます。