p4 serverid

概要

Perforceサーバに関連付けられた一意のIDを取得または設定します。

構文

p4 [g-opts] serverid [serverID]

解説

p4 serveridは、サーバのルートディレクトリにあるserver.idファイルに対して読み取りまたは書き込みを行い、Perforceサーバの一意のIDを取得または設定します。

サーバに対してP4NAME値が指定されていない場合、サーバはサーバIDを使用して適切な構成設定を特定します。p4 configureを参照してください。

複数のサーバがインストールされている環境でサーバを構成する際にお勧めするのは、サーバごとにサーバIDを設定し、そのサーバIDのサーバ構成を指定する方法です。通常、サーバごとに個別のP4NAMEを指定する必要はありません。

まずp4 serverコマンドによってサーバに一意のIDを生成した後に、このコマンドを使用してserver.idファイルを作成または更新します。

オプション

serverID

指定された場合、server.idをサーバの一意のIDで更新します。

g-opts

“グローバルオプション”」を参照してください。

使用上の留意点

ファイル引数にリビジョン指定子を使えるか?

ファイル引数にリビジョン範囲を使えるか?

最低限必要なアクセスレベル

適用外

適用外


list、またはサーバIDの設定にはsuper

server.idファイルはサーバのルートディレクトリに存在し、バックアップを取る必要があります。サーバの構成のためにp4 serverコマンドを使用している場合に、サーバの1つで壊滅的なデータ喪失が起きた場合、リストアされたサーバではこのファイルが存在しないと(または再作成されないと)再起動時に正しくサーバを構成できなくなります。

関連コマンド

サーバの仕様を編集または表示する。

p4 server

既知のサーバをすべて一覧表示する。

p4 servers