P4Vユーザーガイド (2019.1)

リビジョン履歴を表示する

このセクションでは、ファイル、フォルダ、チェンジリストのリビジョン履歴を表示する方法について説明します。ラベルが付いているファイルリビジョンの詳細については、「ラベルのファイルリビジョンを取得する」を参照してください。

P4V[履歴]タブには、反映履歴やラベル履歴など、ファイルのリビジョン履歴情報が表示されます。このタブは、ディポツリーまたはワークスペースツリーと連携して機能します。P4Vは、選択されたチェンジリストに対して、ツリー内で選択されたファイルパスまたはディレクトリのすべてのリビジョンを取得します。ワークスペース内に存在するファイルリビジョンには、赤いボックス(編集されたp4vファイルリビジョン)が表示されます。

ファイル

ファイルのリビジョン履歴を表示するには、以下の手順を実行します。

  1. ディポツリーまたはワークスペースツリーでファイルを選択します。
  2. 以下のいずれかを実行します。

    • [ビュー]メニューで[履歴]を選択します。
    • 右クリックして[ファイル履歴]を選択します。

    [履歴]タブに、選択したファイルのリビジョン履歴が一覧表示されます。

このタブで、以下の操作を行うことができます。

  • 選択したリビジョンをワークスペース内に取り込むには、[履歴]タブでリビジョンを右クリックするか、[サブミット済み]タブのチェンジリストに表示されているファイルを右クリックして、[このリビジョンを取得]を選択します。
  • 別のリビジョンをワークスペース内に取り込むには、ディポツリーまたはワークスペースツリーの[履歴]タブでファイルを右クリックし、[リビジョンを取得]を選択します。次に、[リビジョンを取得]ダイアログで、取得するリビジョンと適用するオプションを指定し、[リビジョンを取得]をクリックします。
  • リビジョンの内容をプレビュー表示する: [履歴]タブでリビジョンを選択し、[詳細]パネル下部の[プレビュー]タブを選択します。これにより、任意のリビジョンのプレビューが表示されます。このタブのサイズを変更して、ファイルを拡大表示することができます。
  • ブランチ履歴を表示するには、ブランチ履歴 アイコンをクリックし、ドロップダウンメニューで目的の履歴を選択します。

    ファイルが画像である場合は、[表示] > [ファイルを表示]を選択し、表示するサムネールのサイズを選択することにより、画像のサムネールを表示できます。

  • 2つのファイルリビジョンを比較するには、一方のリビジョンをクリックし、もう一方のリビジョンにドラッグします。P4Vによってファイルのdiffユーティリティが起動され、差分が表示されます。

フォルダ

フォルダのリビジョン履歴を表示するには、以下の手順を実行します。

  1. ディポツリーまたはワークスペースツリーでフォルダを選択します。
  2. 以下のいずれかを実行します。

    • [ビュー]メニューで[履歴]を選択します。
    • 右クリックして[ファイル履歴]を選択します。

    [履歴]タブに、選択したフォルダのリビジョン履歴が一覧表示されます。

このタブで、以下の操作を行うことができます。

  • 2つのフォルダリビジョンを比較するには、一方のリビジョンをクリックして、もう一方のリビジョンにドラッグします。P4Vによってフォルダdiffユーティリティが起動されます。

チェンジリスト

[サブミット済み]タブから、チェンジリストのリビジョンを取得することができます。この操作は、ディポツリーやワークスペースツリーとは独立して実行されます。P4V[サブミット済み]タブでは、左側のツリーでどのファイルやフォルダが選択されたかにかかわらず、指定されたチェンジリスト内のすべてのファイルリビジョンが取得されます。

チェンジリストのリビジョン履歴を表示するには、以下の手順を実行します。

  1. [ビュー]メニューで[サブミット済チェンジリスト]を選択します。

    P4Vにより、[サブミット済み]タブが表示されます。このタブには、サブミットされたチェンジリストが一覧表示されます。

  2. 以下のいずれかを実行します。

    • 特定のチェンジリスト内のすべてのファイルリビジョンを取得するには、チェンジリストを右クリックし、[チェンジリスト<xyz>にあるファイルのリビジョンを取得]を選択します。
    • 複数のチェンジリスト内のすべてのファイルリビジョンを取得するには、チェンジリストを選択して右クリックし、[チェンジリストにあるファイルのリビジョンを取得]を選択します。
    警告

    上記のオプションを選択すると、各チェンジリスト内のファイルについて、ワークスペースクライアントに対する強制同期処理が即時に実行されます。この処理をキャンセルするオプションは用意されていません。

    別のリビジョンをワークスペース内に取り込む別の方法として、チェンジリストを右クリックして[リビジョンを取得]を選択することもできます。次に、[リビジョンを取得]ダイアログで、取得するファイル、リビジョン番号、適用するオプションを指定し、[リビジョンを取得]をクリックします。