コマンドラインクライアントを起動し、サーバとの接続状態を確認する

  1. 以下のようにコマンドラインクライアントを起動します。

    $ p4

  2. 接続状態を確認するには、p4 infoコマンドを発行します。 P4PORTが正しく設定されていれば、次のような情報が表示されます。

    User name: bruno Client name: bruno_ws Client host: computer_12 Client root: c:\bruno_ws Current directory: c:\bruno_ws Peer address; 10.0.102.24:61122 Client address: 10.0.0.196 Server address: ssl:example.com:1818 Server root: /usr/depot/p4d Server date: 2012/03/28 15:03:05 -0700 PDT Server uptime: 752:41:33 Server version: P4D/FREEBSD/2012.1/406375 (2012/01/25) ServerID: Master Server license: P4Admin <p4adm> 20 users (expires 2015/01/01) Server license-ip: 10.0.0.2 Case handling: sensitive

    Server address:フィールドには、p4が接続しているホストと、Helixサーバが接続を待機しているホスト名とポート番号が表示されます。 P4PORTの設定が正しくない場合、次のようなメッセージが表示されます。

    Perforce client error: Connect to server failed; check $P4PORT. TCP connect to perforce:1666 failed. perforce: host unknown.

  3. エラーメッセージの3行目に表示される値がperforce:1666(上記のとおり)である場合、P4PORTが設定されていません。 P4PORTを設定して再接続してください。
  4. 現在のインストール環境にSSL接続が必要な場合は、P4PORTを必ずssl:hostnameportという形式で設定してください。
  5. サーバに初めて接続する場合は、サーバのフィンガープリントを検証するための画面が表示されます。 フィンガープリントが正しければ、p4 trustコマンドを使用して、フィンガープリントをファイル(P4TRUST環境変数で指定)にインストールします。このファイルには、既知または信頼済みのHelixサーバサーバとそれぞれのフィンガープリントのリストが保存されます。 P4TRUSTが設定されていない場合、このファイルはユーザのホームディレクトリにある.p4trustになります。 詳細については、「SSL暗号化接続」を参照してください。
  6. 古いHelix Coreアプリケーションをサポートするために、現在のインストール環境でプレーンテキスト接続が必要な場合は、P4PORTtcp:hostname:portに設定してください。