p4 logtail

概要

エラーログの最後のブロックを表示します。

構文

p4 [g-opts] logtail [-b blocksize] [-s start_offset [-m maxBlocks]] [-l log]

解説

p4 logtailコマンドは、エラーログの最後のブロックを表示し、次のブロックが書き込まれる場合にはそのオフセット位置も表示します。

出力はタグ付き書式の一連の行で構成されます。最初の行は“... file LOG”であり、その後ログデータの複数のブロックが続きます。デフォルトではstart_offsetからのすべてのブロックがファイルの終わりまで出力されます。データはblocksizeの大きさを持つブロックとして返され、各ブロックに“... data”というタグが付けられます。最後の行は“... offsetnext_offset”であり、next_offsetはログファイル内のオフセット位置を示し、この位置から次のデータブロックが取得されることになります。

関連付けられたカウンタを持つエラーログの名前を指定した場合、p4 logtailコマンドはカウンタの現在の値を返します。このコマンドは、(ログ内の終了オフセットの値と共に)出力の終了時点でのログのサイズも返します。コマンドがログの最後まで読み込んだ場合、サイズとオフセット値は一致します。カウンタの詳細については、『Perforceサーバ管理者ガイド: 基本』の「Perforceの管理: スーパーユーザのタスク」の「ロギングおよび構造化ファイル」を参照してください。

オプション

-b blocksize

バイト単位で示したブロックサイズ。デフォルトは8192バイトです。

-l log

指定された場合、表示するログの名前。

-m maxBlocks

出力すべきブロックの最大数。同時に-sも指定されていない場合は無視されます。

-s start

バイト単位で示した(ファイルの始めからの)オフセット値。

g-opts

“グローバルオプション”」を参照してください。

使用上の留意点

ファイル引数にリビジョン指定子を使えるか?

ファイル引数にリビジョン範囲を使えるか?

最低限必要なアクセスレベル

適用外

適用外

super

p4 logtail -b 1024 -m 2

ログファイルの最後の2キロバイトを、それぞれ1024バイトを持つ別々のブロックとして表示します。