HT-Z2-HFは、100℃~800℃までの温度範囲で20 Hz~100 MHz の幅広い周波数範囲のインピーダンスを精度よく測定することが可能な高温・高周波加熱炉制御システムです。高温・高周波対応サンプルロッドHT-Z2-HF-ROD とKeysight 社製インピーダンスアナライザE4990A を用いることで、簡単な補正機能のみで測定が行えます。また、ソフトウエアから加熱炉の温度制御を行い、任意の温度にてインピーダンス測定を実施することが可能です。半導体や絶縁体酸化物などの抵抗素材の抵抗温度依存性などの研究にご使用頂けます。
LN-Z2-HFは90 k~473 kの温度可変と20 Hz~100 MHzの範囲で良好な周波数特性(特許技術)を持つサンプルホルダ兼クライオスタットです。 全固体電池の材料となる固体電解質のイオン・電子伝導評価には、温度コントロールと100 MHzの高周波でも精度よく測定する事が必要ですが、本製品は温度とインピーダンス測定をEDMSソフトウェアにて全自動化する事が可能です。
キーサイト&東陽テクニカ
4990EDMSシリーズは、最大120MHzのインピーダンスアナライザと、当社取り扱いの周辺機器(極低温プローバー、クライオスタット、高温加熱炉等)を組み合わせて、自動温度制御でインピーダンス測定を行うシステムです。C-V測定によるキャリア移動度・欠陥の測定や固体電解質のインピーダンス測定による伝導度測定の自動温度制御を実現しました。測定データは、ZViewにも対応しております。
東陽テクニカ(強誘電体評価)
FCE10シリーズでは従来の強誘電体特性評価システムのハードウェア・ソフトウェアを刷新。より高速で正確な測定と優れたユーザインターフェイスを実現しました。 電圧拡張や変位計、プロービング、温度・雰囲気等環境変化など、さまざまなオプションを用意しており、非常に拡張性に富んだシステムを構成することができます。
IEC規格準拠、e31e31カンチレバー逆圧電測定システム。 簡便なカンチレバーサンプルでの圧電特性評価を可能にします。
東陽テクニカ(半導体物性評価)
焦電体評価/熱刺激電流測定(TSC)システムは、システムノイズを±5×10-13A以下まで抑える事により、高感度で焦電電流やTSCを測定する事を可能にします。 ポーリング電圧は最大± 1kV まで、制御温度は100K~473K(200℃)範囲で設定する事が出来ます。クライオスタットは、サンプル表面の温度ムラを極力なくすような構造になっており、TSC/焦電電流の測定に最適です。
Bio-Logic Science Instruments(バイオロジック / フランス)
MTZ-35は、周波数範囲 10μHz~35MHz のインピーダンスアナライザです。セラミックスなどの誘電体材料のインピーダンス測定において周波数、DCバイアス電圧、AC電圧信号、温度の依存性を測定することは材料の特性を理解する上で重要な指標になります。
東陽テクニカ(液晶物性評価)
6790シリーズは、従来にはない高電圧を印加しながらインピーダンス測定を行うための保護回路を含んだインターフェースです。DC電圧±2kV、AC電圧±400Vを測定対象物に印加し、周波数特性1mHz~100kHzのワイドレンジでのインピーダンス測定を実現します。システム構成はインピーダンスアナライザ、高電圧DC/AC電源、高電圧インターフェースの3点を組み合わせ、各種サンプルホルダにも対応できます。
Lake Shore Cryotronics Inc.(レイクショア / USA)
TTPX型は6本までのマイクロマニピュレータを装備できる卓上コンパクトな極低温プローバーです。TTPXは極低温環境下での電気特性、光物性評価が可能で、直径51mmまでのサンプルや多数のデバイスをウェーハ上に作成した場合も切り出しやワイヤボンディングなしで電気測定が可能です。また、放射熱をカットするために、放射シールド、サンプルステージの2段階冷却構造を有しており、サンプルを確実に冷却することが可能です。
MT-Z2-300は、室温~300℃の温度範囲で電気的特性評価をするための小型加熱炉です。卓上サイズのコンパクトな設計であり取扱が簡単です。 インピーダンスアナライザとの組み合わせにより、高温での試料の電気伝導特性や誘電特性の評価が行えます。
強誘電体特性評価システムのオプション一覧です。
HT-Z2-1000は、室温~1000℃の温度範囲で電気的特性評価をするための卓上型加熱炉です。インピーダンスアナライザとの組み合わせにより、高温での試料の電気伝導特性や誘電特性の評価が行えます。
UHT-Z2-1200は、室温~1200℃の温度範囲で電気的特性評価をするための加熱炉です。インピーダンスアナライザとの組み合わせにより、高温での試料の電気伝導特性や誘電特性の評価が行えます。
マテリアルインピーダンスアナライザ MIA-5Mは、最大1TΩと高抵抗測定が可能なため錯体・トナー・有機半導体など様々なアプリケーションに適用できます。0.2%の高確度測定を実現するために、オープン / ショート / ロード補正機能が充実しています。この補正機能を用いることでリファレンスの測定が不要となり、短時間での高確度測定を実現します。100kHz以上の高周波数域で特に有効です。
SH2-Zは、固体試料の特性評価用の4端子接続のサンプルホルダです。オプションで液体・粉体ホルダや、一定圧力をかけるためのトルクオプションも用意しています。セラミックス、高分子膜や電解質膜のインピーダンス測定や誘電率測定に最適です。
NORECS(ノレックス/ノルウェー)
ProboStatは、ノルウェー オスロ大学のProf. NorbyとProf. Kofstadグループが20年以上の間、研究・開発を続けてきた経験及び実績に基づく超高温加熱用のサンプルホルダです。超高温下(~1600℃)での材料の電気的特性を評価するためのもので、世界中の研究所・施設に納入されております。特に固体イオニクスや固体酸化物型燃料電池(SOFC)等の研究に多く利用されており、各ユニットはユーザーの研究用途や使用方法に適応してカスタマイズすることができます。