FAQ
PERFORCE
動作環境に関するFAQ
QPERFORCEを運用するにあたり、どれくらいのスペックのハードウェアが必要でしょうか?
A
CPUのスピードとメモリ容量を考えた時、パフォーマンスに大きく影響するのは(CPUというよりはむしろ)メモリ容量です。実際には、例えば10000ファイルに対して150MBのメモリがあれば、 全ファイルを含んだ操作をしてもサーバはページングを起こさない計算になります。
サーバのディスク容量については、データベースとファイル・アーカイブに分けて考えます。データベースのおよその見積もり値は、1ファイル1ユーザ当り0.5KBです。したがって、10000ファイルで50ユーザならば約250KB必要という計算になります。この数値は、個々のファイルの履歴が長くなるのに比例して増大します。サーバのファイル・アーカイブの大きさは、オリジナル・ファイルの大きさにもよりますが、それよりもリビジョン数に依存するところが大きいと言えます。 特に差分管理を行わないバイナリファイルの場合、単純に「リビジョンのサイズ(圧縮したファイルのサイズ)×リビジョン数」が必要になります。
この件に関する詳しい情報が、テクニカルノートNo.005、No.019、No.077に書かれていますので、ご参考にして下さい。
サーバのディスク容量については、データベースとファイル・アーカイブに分けて考えます。データベースのおよその見積もり値は、1ファイル1ユーザ当り0.5KBです。したがって、10000ファイルで50ユーザならば約250KB必要という計算になります。この数値は、個々のファイルの履歴が長くなるのに比例して増大します。サーバのファイル・アーカイブの大きさは、オリジナル・ファイルの大きさにもよりますが、それよりもリビジョン数に依存するところが大きいと言えます。 特に差分管理を行わないバイナリファイルの場合、単純に「リビジョンのサイズ(圧縮したファイルのサイズ)×リビジョン数」が必要になります。
この件に関する詳しい情報が、テクニカルノートNo.005、No.019、No.077に書かれていますので、ご参考にして下さい。
Qファイアウォールを介してサーバにアクセスできますか?
A
PERFORCEクライアントからファイアウォールを経由してPERFORCEサーバにアクセスする場合、 一般的に次のような方式を用います。すなわち、ssh(secure shell:セキュア・シェル)を用いて、 外部の信頼されないネットワークからのアクセスを、ファイアウォールから(信頼された)LANを介して アクセスしているかのように見せかけるというものです。
この件に関する詳しい情報が、システム管理者ガイドに書かれていますのでご参考にして下さい。
この件に関する詳しい情報が、システム管理者ガイドに書かれていますのでご参考にして下さい。
Q日本語版PERFORCEがサポートするプラットフォームは何ですか?
QPERFORCEのサーバ/クライアント環境は、別のLAN間(ルータをまたいだ環境)でも構築できますか?
QWindows環境での2009.2サーバのパフォーマンス
A
Windowsでブロック不可のソケットの問題により同期が遅くなる現象への対応策
問題
2009.2リリースでは、PERFORCE APIのネットワーク層が大幅に変更されました。この変更はリリースノートに以下のように記述されています。
#203942 (Bug #32494) **
クライアント/サーバのネットワーク接続処理は、ハングアップしないよう
に調整されました。サーバ・ロジックの変更により、TCPの送信/受信バッ
ファを独自のバッファで補完し、ポーリングを使用してTCPがバッファリン
グしない内容をバッファリングするようになりました。この変更によって、
サーバの"himark limit"を任意に高く設定できます。
この2009.2 APIの変更では、一部のPERFORCEユーザが特定のTCP構成を使用している場合に発生していた同時書き込みによるネットワーク・デッドロック状況 を回避するのに加えて、PERFORCEのパフォーマンス改善のためにTCPのチューニングがより柔軟に行えるようになっています。
一部のWindowsオペレーティング・システムでは、変更されたAPIを2009.2のPERFORCEサーバで稼動させると、期待されるとおりに動作 しません。すべてのWindowsオペレーティング・システムに影響するわけではありませんが、以下のMicrosoftサポート文書に記述されているよ うに、ブロック不可のselect()呼び出しが低速になることがあります。
http://support.microsoft.com/kb/823764
(必ず、ご一読ください。)
問題
2009.2リリースでは、PERFORCE APIのネットワーク層が大幅に変更されました。この変更はリリースノートに以下のように記述されています。
#203942 (Bug #32494) **
クライアント/サーバのネットワーク接続処理は、ハングアップしないよう
に調整されました。サーバ・ロジックの変更により、TCPの送信/受信バッ
ファを独自のバッファで補完し、ポーリングを使用してTCPがバッファリン
グしない内容をバッファリングするようになりました。この変更によって、
サーバの"himark limit"を任意に高く設定できます。
この2009.2 APIの変更では、一部のPERFORCEユーザが特定のTCP構成を使用している場合に発生していた同時書き込みによるネットワーク・デッドロック状況 を回避するのに加えて、PERFORCEのパフォーマンス改善のためにTCPのチューニングがより柔軟に行えるようになっています。
一部のWindowsオペレーティング・システムでは、変更されたAPIを2009.2のPERFORCEサーバで稼動させると、期待されるとおりに動作 しません。すべてのWindowsオペレーティング・システムに影響するわけではありませんが、以下のMicrosoftサポート文書に記述されているよ うに、ブロック不可のselect()呼び出しが低速になることがあります。
http://support.microsoft.com/kb/823764
(必ず、ご一読ください。)
QDHCP環境をサポートしますか?
A
PERFORCEクライアントでは、DHCP環境をサポートします。
PERFORCEサーバでは、DHCP環境をサポートしません。PERFORCEのライセンスは、そのライセンスコードをサーバのIPアドレスを元にして生成しています。したがいまして、サーバのIPアドレスが変化してしまうと、PERFORCEが動作しなくなってしまいます。PERFORCEサーバにするホストには、固定のIPアドレスを設定してください。
PERFORCEサーバでは、DHCP環境をサポートしません。PERFORCEのライセンスは、そのライセンスコードをサーバのIPアドレスを元にして生成しています。したがいまして、サーバのIPアドレスが変化してしまうと、PERFORCEが動作しなくなってしまいます。PERFORCEサーバにするホストには、固定のIPアドレスを設定してください。
QPERFORCEは、どのくらいの開発規模を想定したツールですか?
A
PERFORCEは、非常に高速かつ軽快に動作するツールであり、機能的にはソフトウェア構成管理を実現するために十分な機能を兼ね備えています。したがいまして、2~3人による小規模な開発から数千人規模の大規模な開発に至るまで、強力にサポートしている実績があります。
