FAQ
QA・C/QA・C++
アナライザ・パーソナリティに関する
ID.
Q. 特定の関数の呼び出し箇所を特定する「警告コール(-wc) 」オプションの使い方を教えてください。
A.
設定方法は次の通りです。

GUIから設定する場合:

[アナライザ パーソナリティ] の [警告コール] タブで [追加] ボタンを押して、
[指摘対象関数]=[指摘警告番号]という形式で設定します。
例:
func=3999

設定ファイルを直接編集する場合:
-wc"[指摘対象関数]=[指摘警告番号]"という形式で設定します。
例:
-wc"func=3999"

なお、C++言語では関数をオーバーロード/オーバーライドできるように なっているので、同名の関数を複数個定義することができます。
同名の関数のうち一つを特定する必要がある場合は、 [指摘対象関数]を 「シンボリック・タイプ・コード」を用いた形式で 記述する必要があります。 (「シンボリック・タイプ・コード」については、ユーザーズ・ガイドを ご参照ください)

例えば、次のようなコードを解析する場合を考えます。void func(int);




-wc"::NS::CLS::func(.,ni)=3999"

ただし、「シンボリック・タイプ・コード」を用いた形式で、 [指摘対象関数]を記述する のは容易ではないので、次の手順に従ってQA·C++から該当形式 の情報を抽出してください。
(ここでは TEST.cpp とします)
<R>C main ::test::TEST::func(.,ni) 17 -
先頭が <R>C になっている行には、関数呼び出しに 関する情報が出力されています。(ユーザーズ・ガイド の「関係レコード」をご参照ください)
警告番号 3999 は「警告コール(-wc)」オプション用の汎用の 警告番号になります。 独自のメッセージを出力したい場合は、ユーザーズ・ガイドの「ユーザ・メッセージ・ファイル」を参照して、新しいメッセージを定義してください。