FAQ

PERFORCE

ナレッジベースからの転載記事

ID.KB9064

Q. Parallel Syncとそのメリット(Parallel Sync and its benefits)


原文: http://answers.perforce.com/articles/KB/9064

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Version:Perforce Helix 2014以降

A.


問題

「p4 sync」の処理をスピードアップする方法はありますか?

解決策

リリース2014.1でPerforceは、「Parallel Sync」機能を導入しました。この機能によって、Perforceクライアントは、Perforceサーバからパラレルのスレッド形態でファイルを転送することが可能となりました。シリアル(現在のデフォルト)とは、対照的な手法となります。

Parallel Syncのメリットを本当に実感するには、なるべく小さなサイズのファイルを数多く用意して、それをサーバから取得する必要があります。Parallel Syncのメリットは、次の条件が満たされる際に、最も明確に認識することができます。

  • 長距離の遅延ネットワークや、他のネットワーク構成(ネットワークバッファリング、パケットロス、不適切なTCPトラフィックの輻輳制御の振る舞いなどを制限する設定の組み合わせによって、単一のTCPフローにおける利用可能な帯域幅を制限するような構成)による制限がある環境
  • クライアントがファイルを解凍するために相当な量の処理が必要となる、圧縮された大規模なバイナリファイル。進行中のファイル取得フローを複数持つことは、ネットワークの入出力がファイルの解凍処理で重複することにくわえ、その(マルチコアのクライアントマシン上の)複数のファイルが同時に解凍されていることを意味する。

パラレルでp4 syncコマンドを実行するには、「--parallel」オプションを記述し、その直後に任意のスレッド数を指定します。さらに、コンマで区切って引数を追加し、最小スレッド数(引数:min)や、最小ファイルサイズ(引数:minisize)をキロバイト単位で指定することが可能です。以下にコマンドの記述例を示します。

p4 sync --parallel "threads=4,min=1,minsize=1" [filespec] ...

: Parallel Syncオプションを有効にするためには、Perforceサーバ上でnet.parallel.max変数の値を1以上に設定しなければなりません。「p4 help configurables」を実行すると、次のような出力を確認できます。

net.parallel.max 0 Highest allowed degree of sync parallelism

構文やオプションに関する詳細は、「p4 help sync」または、コマンドリファレンスに記載のp4 syncのページを参照ください。

PerforceユーザにParallel Syncの使用を奨励する前に、各自の環境に同機能が適合するかどうかを確認するための評価テストを実施することを推奨します。


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